SAP ERP向け統合電子帳簿ソリューション

「SAP ERPデータアーカイブソリューション」は、ERPに登録された帳簿データ、その証憑となる証憑データ（注文書・請求書など）を統合保管するソリューションです。

• SAP ERPに保存している過去の帳簿データ（主要簿、補助簿、関連データ）を保管、閲覧したい
• SAP ERP入力時に使用した証憑（電子取引・スキャナ保存）を帳簿と関連付けて保管、閲覧したい
• SAP ERPから出力した書類（電子帳票）を保管、閲覧したい

DataDeliveryは、これらのデータを電子帳簿保存法（非改ざん、長期保管、税務調査向け検索）の要件を踏まえつつ、いつでも体系的に閲覧できる汎用ビューワをご提供します。

SAP^® ERPの導入ユーザーでは、2027年のSAP ECC6.0の標準サポート終了に伴い、新ERPへの移行(マイグレーション)が早々の課題となっています

• コンバージョン前に現ERPのデータを軽くしたい（データ移行のボリュームを減らす為）
• 新ERPをFit to Standard導入する為、過去の明細データを新ERPに引き継げない
• 新旧ERPの保守二重払い期間を減らす為、マイグレーション後は速やかに旧ERP機器を廃棄したい

• 新ERPシステムでは、税務調査等で使用する帳簿データの検索画面がない、検索機能が弱い
• 旧システムのように長期保管できない（新システムがクラウドの為、むやみにディスク増設出来ない）
• 新ERPでもデータアーカイブはできるが、テキストデータのままだと改ざんリスクやセキュリティが懸念される

• グループ会社の統廃合により、統廃合前の環境が利用できないため、過去データを別媒体に保管する必要がある
• テキストデータのままだと、改ざんリスクやセキュリティが懸念される

ERPから、電子帳簿として必要なデータを抽出し、DataDeliveryに保管します。これらのデータはERPシステムを使わずに参照するため、各データ同士の関連性を紐づけて保存します。
また、これらのデータは、証拠・根拠データとして取り扱うため、データを変更できないよう専用型式(非改ざん)でデータを高圧縮し、長期保管を実現します。

保存されたデータは、 DataDeliveryの汎用ビューアを使って高速に検索・閲覧することができます。
伝票No.などをキーにして帳簿と補助簿のトレーサビリティを確保することが可能です。