電子帳簿データの統合的な保存・閲覧環境を実現
帳簿データ保存ソリューション®とは
閉じる保存年数が定められている法定帳簿などのデータは、最初の入力(記録)段階から一貫してシステムを利用して、作成する必要があります。
そのため、販売管理システム、会計システムなどの各種業務システムが分散されている場合などは、統合的に帳簿データを管理するソリューションが求められます。
「帳簿データ保存ソリューション®」は会計年度毎に肥大化していく膨大な電子帳簿データを、安全・かつ低コストで一元管理・長期保存し、全社の電子帳簿データ管理業務の効率化を実現する業務ソリューションです。
帳簿データの集約イメージ
このような課題はございませんか
閉じる電子帳簿データ管理業務において、このような課題はございませんか?
1. 帳簿データの紙保存による問題
コスト
- 印刷(コスト、時間、プリンタ維持費)
- 保管スペース(倉庫、ダンボール箱管理、入出庫費用)
管理業務負荷
- 帳簿検索に関わる事務負荷
- 仕分け、配送作業の負荷
セキュリティ
- 閲覧時の帳簿の占有、持ち出しの履歴管理
- 不正使用、情報漏洩リスク
2. 各システム毎にデータを保存する際の問題
データ出力時の手間
- 帳簿データの精査時に必要となる電子帳簿データが、複数のシステムに分散しており、データ閲覧・検索・出力の手段が煩雑になっている。
データ保存期間
- 業務システム毎に、データ保存のキャパシティが異なり、長期保存を義務付けられるデータでも、必要期間システム内に保持しきれない。
バックアップ
- 各システムに保持しきれ無いデータをバックアップをとり退避させるが、必要な時に迅速にデータ復元できない。
導入によるメリット
閉じる「電子帳簿データ保存ソリューション®」導入のメリットは、以下の通りです。
1. 電子化によるメリット
コストメリット
- 印刷、保管に関わるコストの削減
業務負荷の軽減
- 仕分け、配送、帳簿検索に関わる事務負荷の軽減
セキュリティ改善
- 帳簿の共有
- 帳簿毎の参照権限の管理
- 閲覧履歴の記録
2. データの一元管理によるメリット
単一のインターフェース
- 必要な電子帳簿データは共通の画面から参照
- 参照権限も一元管理
データ圧縮及び高速表示のテクノロジー
- データ毎に任意の保存期間を選択
- 過去分のデータもバックアップデータからリストア無しに高速表示
- 膨大な法定帳簿帳票の電子化により、印刷、保管などのコストを大幅に削減します。
- 電子帳簿データの一元化により、迅速な調査対応、各種問い合わせ対応の効率化を図ります。
- 全社の電子帳簿データの参照・検索・出力環境の活用により電子帳簿データ管理業務の効率化が図れます。
電子帳簿データ統合参照画面
閉じる電子帳簿データ統合参照画面は、帳簿データを、整然とした形式、および明瞭な状態で速やかに表示することが可能です。
1. 電子帳簿データは業務別のフォルダ階層に格納されます。
- 業務システムから転送された電子帳簿データを自動的に格納します。
- 作成日単位でデータを一覧表示する「当日帳票」画面からのデータ選択も可能です。
2. データの選択により、明細データが表示されます。
- スプレッドシート形式で、全データを表示します。
- データ項目の表示・非表示設定や入れ替えも可能です。
明細データの表示
電子帳簿データ検索機能
閉じる電子帳簿データ検索機能は以下の通りです。
1. 期間を指定した電子帳簿データの選択ができます。
期間指定による検索
2. すべての記録項目に対し複合検索ができます。
- 取引年月日、勘定科目、取引金額など、それぞれの電子帳簿データの種類に応じた記録項目を検索条件として設定できます。
- 日付、金額に関わる記録項目について、範囲を指定した検索条件の設定ができます。
- 二つ以上の任意の記録項目を組み合わせた検索条件の設定ができます。
- 上位システムから転送されたデータすべてが表示・検索対象となります。
検索画面
3. 検索結果を遡って絞り込み検索を繰り返し実行できます。
検索結果一覧
4. データのダウンロードができます。
- 必要なデータ項目を選択し、Excel/XML形式でデータダウンロード、および印刷ができます。
- ユーザ毎の参照権、機能権限(データダウンロード不可・印刷不可等)の設定ができます。
XLS形式でのデータダウンロード
システムへのデータ登録および参照方法
閉じる各システムで生成される電子帳簿データを、DataDeliveryシステムに自動的にデータ転送。DataDeliveryシステム側で、「データの圧縮」「暗号化」「階層へのデータ仕分け」「参照権限、利用可能な機能の管理」「操作履歴の記録」を行います。
業務ご担当者様は、ユーザIDおよびパスワードの入力にてシステムにログインし、各種データ参照頂けます。
電子帳簿保存法とは
閉じる電子帳簿保存法の概要と申請メリットについてご紹介いたします。
電子帳簿保存法とは、新しい時代の流れに対応し、納税者の帳簿書類の保存の負担軽減を図るために、記録段階から一貫して コンピュータ処理によって作成される国税関係帳簿書類に関して、電子データ等により保存することが認められる法律です。 紙に代えて電子データでの保存を開始する為には、記録の真実性及び可視性等の確保に必要となる所定の要件を満たし、 納税地等の所轄税務署長等の承認を受けることが必要になります。
電子帳簿保存法申請のメリット
国税関係帳簿書類を「紙保存」から「電子データ保存」に切り替えることにより、
- 用紙、印刷、保管、コピー等「紙保存」に係るコストが削減されます。
- 国税関係帳簿書類の検索・照会に係る事務負荷が軽減されます。
- 紙による情報漏えいリスクがなくなります。
関連ソリューション
お問い合わせ
資料請求・デモンストレーションに関するお問い合わせはこちらからお願いします。
- 東日本 : 03-5418-2377
- 西日本 : 078-232-5365
受付時間 9時~17時30分
※土曜・日曜・祝日、当社指定の休業日を除く