Brand
History
ブランドヒストリー
IT企業である当社は、100%人で成り立っている会社です。
当社の価値は、社員のマインドの中に息づき、脈々と受け継がれてきました。
当社の5つのブランド価値の源泉を、当社の母体である「川崎製鉄(現JFEスチール)千葉製鉄所」開設から現在に至るまでの「BRAND HISTORY(ブランドヒストリー)」として、永遠を象徴する「円」と、慶びを表現する「赤いライン」でたどりながら、ご紹介します。
当社の5つの
ブランド価値
01長期的な関係構築を
前提とした責任感
当社の母体である川崎製鉄のシステム部門を含め約70年間、24時間365日無停止かつ複雑で大規模な鉄鋼業システムの構築運用、発展に寄与し続けてきた歴史の中で、お客様との長期的な関係構築を前提とした責任感が醸成されました。
1951
川崎製鉄千葉製鉄所が開設
日本で初めて、高炉、転炉、連続鋳造、圧延作業の自動化・連続化・高速化、およびコンピューターによるプロセス制御といった、当時の最先端技術が導入されました。
02多彩な事業ポートフォリオ
設立当時から、当社は企業規模を拡大し続けてきました。JFEグループのみならず、一般顧客向け事業を展開できた背景には、製鉄業のIT構築で培った高い技術力があります。
1983
川鉄システム開発株式会社 設立
川崎製鉄のシステム開発事業を、別会社として独立させた背景には、「営業情報システムと連携した生産管理システムに対する国内外での高い評価」と、川崎製鉄の「挑戦マインド」がありました。
1986
一般顧客向け事業への第一歩
初めての受注案件は、銀行向け新勘定・国際統合システム。現在では、鉄鋼向けに次ぐ売上高の規模に成長しました。
03培ってきた
顧客業務理解力、ノウハウ
1980年代から、当社はナレッジ共有・人材育成の取り組みを進めてきました。技術論文の発表の場である「技術論文発表会」、全社で人材育成を検討する「人材育成委員会」は、現在も受け継がれています。
1986
技術論文発表会の開催
一般顧客向け事業スタートと同年に、 「社内における技術ノウハウ・知見の幅広い共有」と「人材育成」を目的に、「技術発表会」が初めて開催されました。 現在も先進性・独自性に優れた技術をテーマに、社員から技術論文を募集、選出論文は「技術論文発表会」にて、全社員に向けて発表されています。
1992
人材育成委員会を設立
高度な人材育成を目指し、全社「人材育成委員会」を設立。 「会社は高みを目指す社員をバックアップする」という人材育成の精神のもと、各職場に育成担当を配置し、人材育成をフォローする体制は、現在も受け継がれています。
04高い品質と安心の
サポート体制
1987年に初版が制定された品質マネジメントシステムに関する国際規格「ISO9001」。当社は、 SI業界の中でも先駆けて導入し、認証を受けました。
1996
「ISO9001」認証をいち早く取得
「ISO9001」に基づいた品質マニュアルの整備や開発プロセスの規定・標準類を定義。あわせて独自の品質管理体制、開発モデルを整備し、当社が提供するITの品質向上に向けた取り組みを継続しています。
05多彩な商品力、
強みのある業務領域
1994年に川崎製鉄のシステムエレクトロニクス事業を譲り受けたことが契機となり、新ビジネスに挑戦するマインドが受け継がれました。
1994
川崎製鉄システムエレクトロニクス事業を譲受
当時のシステムエレクトロニクス事業には、「ソフトウェア分野への進出」への気概がありました。事業譲受後、このマインドが「パッケージを核としたビジネスを確立する」というマインドとして当社に受け継がれ、現在約50に及ぶ自社開発製品・サービスの誕生に繋がっています。
2003
JFEスチール設立
川崎製鉄と日本鋼管が統合し、JFEスチールが誕生。当社は、同年に立ち上がった「新統合システム(J-Smile)」プロジェクトに参画、両社のビジネスプロセスとデータの大規模統合に挑戦し、2006年にプロジェクトは完工しました。本プロジェクトの経験は、当社のシステムの企画・構築力のレベルアップにつながりました。
2006
アカウントビジネスが本格化
製造流通業のお客様向けに、特定業務領域の高い専門性を活かした「業務システムSI」が本格化。SCM分野では、いち早く海外製ソフトウェアを導入したほか、「ローコード開発」などの開発手法を取り入れました。
2011
エクサより鉄鋼事業を承継
鉄鋼事業におけるエクサとの事業統合が実現、システム統合を経験した人材・技術・ノウハウが一元化されました。JFEスチール向けの仕事をワンストップで対応できるようになったことから、事業領域の拡大や上流領域を含めた人材層の厚みにつながりました。
2015
基盤ビジネスの事業化
クラウドや仮想サーバなどの進展に伴い、ITインフラソリューション事業を本格化。情報セキュリティ支援やPCLCM(パソコンライフサイクル管理)事業を通じ、JFEグループの基盤を支えています。
2017
大規模システムの統合・オープン化
DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進に向け、全国の製鉄所システムを統合・オープン化する「製鉄所システムリフレッシュ」に着手、日本の製造業で最大規模となるプロジェクトに挑戦しています。
Staff
Voice
スタッフボイス
わたし達が
仕事で大切にしてきたこと
当社社員に、「仕事で大切にしていること」を聞きました。

コミュニケーション、相互理解
相手の立場・目線でものを考え、行動に反映/相手に先入観を持たない/お互いに納得感があるかを確認/共感する/相手をまずは受け止める/世代間の橋渡しを意識/オンラインでのコミュニケーション時間の確保/直接会話する機会を大切にする
物事の本質を捉える、目的を見失わない
顧客ニーズの本質をとらえる/本質的な課題解決か/なぜ?を掘り下げる/意義が腹落ちしているか/大事な局面では時間をかけてでも本質を探る/些細なことでも疑問点があれば確認する/背景を理解する
誠実、真摯、正直
何事にも真摯な態度で接する/顧客の目標・課題解決に誠実に取り組む/できること、できないことを正確に伝える/相手の立場に立った誠実な会話/自分に対して誠実であること
正確、品質、納期
無理な計画は立てない/正しく丁寧に/高品質製品の提供/品質と開発スピードの両立 /意図を汲み取る、伝える/一歩ずつ正確に前に進むカルチャー/顧客の要望を正確に把握した適切な提案
信頼・信用
顧客・取引先と信頼関係を築く/周囲の信頼を裏切らないよう全力を尽くす/仕事を円滑に進めるには、信頼関係が必要/24時間365日稼働する製鉄所システムを支えてきた実績への信用
Purpose
2023
パーパスの策定
はたらく人の想いの実現を通し、
誰もが能力を発揮できる
「人間中心」の未来へ
設立40周年を機に、これまでの歴史で培われた「5つのブランド価値」を、未来に向けてさらに発展させ、当社の存在意義を高めるために、2023年6月に企業理念を刷新し、パーパス「はたらくをスマートに。はたらく人にスマイルを。」を制定しました。
パーパスには「IT技術の普及を通して、お客様、私たち一人ひとりが持てる能力を発揮し、また有機的につながることで、想いを形にするよろこびを広げる」という未来への意志が込められています。
JFEシステムズは、パーパスを基軸に、新たな未来を創造し続けます。
MEDIA 設立40周年記念広告
日本経済新聞・朝日新聞・読売新聞に掲載した新聞広告と当社の事業部・事業所最寄り駅に出稿した交通広告をご紹介します。
JFEシステムズは
パーパスの実現に向け
ベクトルを合わせることで力を結集し
人と事業の成長を通して
企業価値を向上し続けます。