トップメッセージ

はたらくをスマートに。はたらく人にスマイルを。

当社は1983年に川崎製鉄株式会社(現JFEスチール株式会社)の情報システム部門から独立し設立されたユーザー系情報システム会社です。35年以上に渡り、情報システムの企画から設計、開発、保守、運用までトータルでご提供し、お客様の業務改革をサポートしてまいりました。

その間、株式会社エクサからのJFEスチール・JFEグループ会社向けアプリケーション開発・保守事業承継を経て、現在では、JFEコムサービス株式会社・株式会社アイエイエフコンサルティングを含むグループ全体の従業員数約1,800名、売上高560億円を超える規模となりました。

"カスタマーオリエンテッド"の精神

私たちは、当社のパーパスである「はたらくをスマートに。はたらく人にスマイルを。」をモットーに、

  • コミュニケーションを深め、お客様の課題の本質を理解してベストソリューションを提供すること
  • 経営の視点でご提案し、お客様の変革を迅速にサポートすること
  • システムを構築するだけでなく、システムを活かし、お客様に成果を出していただくこと

を目指して事業を行っています。
このカスタマーオリエンテッドの精神が、私たちのビジネスの原点です。

"ユーザー系システムインテグレーター"の経験

JFEスチールのシステム開発・運用に携わる中で、技術革新・品質改善を行い、鉄鋼会社の広範囲な業務に24時間365日対応してきた実績を基に事業拡大を図りました。

中でも、現在構築が進められているJFEスチール4製鉄所を含む国内全生産拠点の基幹システムを統合する「製鉄所システムリフレッシュプロジェクト」は、納期短縮や品質向上を目指した国内製造業初の巨大プロジェクトです。

こうして得た技術・ノウハウを基に、現在では自動車産業やプロセス産業をはじめとする製造業や、流通・金融・食品業など、様々な分野のお客様に役立つシステムを提供しています。

"独自の自社開発プロダクト"を展開

私たちは、様々なお客様の基幹システムを構築してきた経験を活かし、それまでスクラッチ開発を行ってきた周辺システムのパッケージ化を進め、様々な独自プロダクトを生み出してきました。

20年以上前から展開してきた自社開発プロダクトビジネスは、現在、JFEスチール向けシステム構築を担ってきた経験を活かしてパッケージ化した原価管理システム、調達システムをはじめ、基盤技術、データベース技術をベースにした電子帳票、食品品質情報管理システムなど、豊富なラインアップとなっています。

"ERP複合ソリューション"を提供

私たちは、お客様の変革をサポートするために、ERPを核にERPテンプレート群や様々な周辺ソリューションを組み合わせたトータルソリューションをご提案しています。ERPの高度な知見を持つ社員が、最適なプロダクトを活用し、お客様の業務プロセスに沿った使い勝手の良いシステムを構築します。

JFEシステムズはこれからも、信頼される真のパートナーを目指し、情報システムを通じてお客様に新たな価値と満足を提供する努力を続け、事業を展開します。

2022年度-2024年度 中期経営計画を策定

2022年4月26日、当社は「Accelerate innovation JFE-SIが加速する」をキャッチフレーズに、2022-2024年度 中期経営計画を策定・発表しました。投資の拡大と並行しながら、中期最終年度となる2024年度に、連結売上高570億円、連結経常利益66億円規模の成長を目指します。

2022年度業績(連結)について

2022年度業績(連結)は、売上高565億円・経常利益62.8億円と、過去最高額を更新しました。全ての事業部門において売上・利益が増加、特に鉄鋼部門の「製鉄所システムリフレッシュ」が進展しております。株主還元は、中期経営計画(2024年度)における株主還元強化の観点から、配当性向35%程度を目安とし、2022年度中間配当40円/株を実施するとともに、期末配当57円/株、通期配当97円/株といたしました。

2023年度業績見通し(連結)について

2023年度業績見通し(連結)は、売上高570億円・経常利益61.0億円と、中期経営計画最終年度(2024年度)の目標値である連結売上高570億円を1年前倒しする計画としています。現状のシステム開発需要増を踏まえ、利益面では生産性向上等による増益要因があるものの、社員労務費および開発パートナーの外注費等の処遇改善費増を見込み、若干の減益となる見通しです。

2023年10月

代表取締役社長

大木哲夫