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株式会社北陸銀行株式会社北陸銀行 様

取材日:2017年08月

FiBridgeII (ファイブリッジ ツー)
導入事例

業種
銀行
キーワード
  • 電子帳票
  • ワークフロー
株式会社北陸銀行

電子帳票を回覧・承認する帳票ワークフローを導入し、より一層の事務作業効率化とペーパーレス化を促進しています

北陸銀行では、還元帳票の電子化などを目的としてFiBridgeIIを採用。また、今回、統合仮想化基盤へのハード更改を契機として、FiBridgeIIのオプションソフト「帳票ワークフロー」を導入しました。
その導入背景と効果について、北陸銀行 総合事務部 事務管理室長 地村 太氏(写真左)、同部 システム戦略グループ長 富永 英司氏(写真右)、同部 事務管理室 小山 美香氏(写真中央)に詳しくお話を伺いました。

北陸銀行について

- 北陸銀行についてご紹介ください。

当行は、1877年8月に設立された「金沢第十二国立銀行」を起点とし、加賀藩祖「前田利家」ゆかりの銀行として創業しました。1884年に本店を現在の富山県富山市に移し、以降、「ローカルな観点とグローバルな視点」を持ち合わせた国内に例を見ない広域地銀として活動してきました。

2004年9月には北海道銀行と経営統合を行い、持ち株会社「ほくほくフィナンシャルグループ」を設立し、現在では、北陸三県、北海道、東京、大阪、名古屋など12都道府県にまたがる187カ所に加え、ニューヨーク、ロンドン、上海など海外6カ所にも拠点を展開しています。地域に根を張った営業を展開することで地域経済に貢献するとともに、中国・ASEANはもとより、欧米やインドなど地元企業の海外進出を積極的に支援しています。

FiBridgeIIにより帳票データの一元的な管理・運用の仕組みを構築

- FiBridgeIIの利用状況について教えてください。

当行では、ほぼ全ての還元帳票を電子化し、現在は本部および全営業店の端末約3,500台から利用できるようにしています。また、従来からあった営業店にCSVデータを配信する仕組みもFiBridgeIIのオプションである「DataDelivery」に置き換えることで、共通のインフラ上で利用できるようにしました。現在は、約2400種類の帳票データがあり、うち約470帳票がDataDeliveryを利用しています。

さらに、今回のハード更改において、「帳票ワークフロー」を採用し、営業拠点における事務作業の効率化とペーパーレス化を推し進めています。

- 帳票の電子化によって、業務はどのように変わりましたか。

紙帳票を保管していたときと比べて、管理にかかる手間、時間、コストが大幅に削減されました。帳票データの検索も端末から容易かつ迅速にできるようになったので、業務の効率化が図られ、余裕を持って作業に臨むことができる環境が整備されました。

富永氏

「電子帳票をベースとしたワークフローを導入し、事務作業の効率化とペーパーレス化を促進しています。」富永氏

営業店の作業負担の軽減を目指してワークフローを導入

- 今回、FiBridgeIIのオプションソフト「帳票ワークフロー」を導入した背景を教えてください。

富永氏

「ワークフローの導入は中期経営計画の一環という側面もあります。」地村氏

ほとんどの還元帳票の電子化は果たしたものの、電子帳票だけではいわゆる「帳票を回覧する(承認する)」といった業務を置き換えるのは難しかったというのが実状です。利用部門からも特定の紙帳票は無くさないでほしいという要望がありましたので、必読性や時限性のある帳票については、各営業店にあるプリンターから自動印刷されるようにして、それをチェック、捺印、回覧する形で業務を回していました。

さらには、金融業界特有だと思いますが、一部の帳票については、該当データがない場合も該当なしの旨が記載された帳票を還元しており、それも出力して、捺印、回覧、保管していました。

自動印刷は便利な一方、出力される時間帯が各帳票のデータ還元のタイミングなためバラバラにならざるを得ず、他の印刷物に紛れてしまうといった問題点がありました。

また、回覧(承認)を終えた帳票を営業店において、仕分けして保管・管理する手間やコストも大きな負担となっていました。

一方、当行は現在の中期経営計画のなかで、「経営の効率化~競争を勝ち抜く機能的な組織~」を掲げ、その中で「IT投資による効率的な業務運営体勢の構築」を目指すことを表明しておりました。前述の営業現場の状況を改善することは大きな課題となっていました。

また、同時期に更改を予定していた行内イントラネットシステムにおいても、電子ファイルを回付・承認・保管できるワークフロー機能などがあり、ペーパーレス化を推進する気運が高まっていました。

こういった背景の中でFiBridgeIIのオプションとしてワークフロー機能を計画しているという話を聞き、当行の課題の解決に役立つのではないかと思い、導入を検討することにしました。

電子帳票システムを基盤に、帳票の回覧・承認を構築できる点を評価

- 「帳票ワークフロー」を採用した理由を教えてください。

主な理由は以下の3点です。

  1. FiBridgeIIと同一のインフラ上で、帳票の回覧・承認するワークフローの仕組みを構築することができること。
  2. ワンシステムでの運用になるため、ワークフロー用にIDやパスワードが不要なうえ、UIが最小限の変更で済むので利用部門の混乱を最小限に抑えることができること。
  3. 膨大な電子帳票の中から、営業店もしくは各自が必要とする帳票のみをリストで確認できること。

また、検討当時は複数の帳票を一括選択しての「承認」や「印刷」機能は備えていませんでしたが、JFEシステムズに相談した結果、標準機能に組み込んで頂きました。

これらの理由により、FiBridgeII上で稼働する「帳票ワークフロー」を採用しました。

更に導入を機に、帳票に該当データがない場合は該当データなしの旨が記載された帳票を還元することも止め、一層の効率化を図りました。

富永氏

「帳票によって様々な用途があるので、汎用的で使いやすいワークフロー機能を必要としていました。」小山氏

- 以前は、利用部門から紙帳票を無くさないでほしいという要望もあったということですが、ワークフロー機能の導入に関しては、どのような反応だったのでしょうか。

「帳票ワークフロー」の導入により、本部および各営業拠点のプリンターで自動印刷することはやめましたが、各現場の判断で帳票はいつでも印刷できるようにしています。そのため、完全にペーパーレス環境で作業している営業店もあれば、確認作業は紙の帳票で、回覧・承認作業はワークフローでと使い分けている営業店もあります。

もちろん、将来的には完全ペーパーレス化を目指していますが、現在は移行期間としてこのような対応としています。

年間で数百万枚のペーパーレス効果を試算。業務のさらなる効率化や省力化にも期待

- 「帳票ワークフロー」の導入効果について教えてください。

まだ、本格的に稼働して数カ月しか経過していませんが、営業店からは日々の運用に関する質問も少なく、また大きな改善の要望も来ていないので、順調なスタートが切れたと思っています。

定量的効果としては、ワークフローで処理されている帳票総数は、月平均で約57,000となっていますので、1帳票あたり3~5ページと想定すれば、年間200~300万ページ分の紙が削減されるという試算となります。

また、定性的効果としては、効率化および省力化されたことで創出された時間をお客様対応やサービスレベルの向上に向けることができるようになったこと、帳票の紛失等、情報漏えいのリスクが解消されたことが挙げられます。

- 今後の拡張予定などがあれば教えてください。

現時点では、電子化した帳票は紙帳票のレイアウトを踏襲した形になっております。しかしながら、還元帳票は印刷用紙いっぱいに項目が細かくレイアウトされているものも多く、パソコンのディスプレイでの閲覧を前提とした場合、見づらくなっているものも少なくありません。今後は、パソコンのディスプレイやタブレット端末などでの閲覧を前提としたデザインに変更する必要があると感じています。また、タブレットが普及してくれば、スワイプ操作(タブレット画面上でページをめくるような操作)などタブレット独自のUIへの対応も必要になってくるでしょう。ITを活用した新たな業務環境を前提とした仕組みに変えていかなければならないということです。

また、現在ワークフローを使っているのは営業店だけなので、事務集中部門へのワークフロー展開も進めたいですね。その場合は、営業店とは権限管理が異なるので、その部分では、少し工夫が必要となります。

- 最後に、JFEシステムズへの要望や期待があればお聞かせください。

今後も、付加価値の高い製品・サービス・サポートの提供を期待しています。

- お忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。

※ 実績紹介に記載された情報は取材時点のものであり、お客様の社名などが閲覧される時点で変更されている可能性がございますがご了承ください。

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