
サプライチェーンの可視化と最適化を実現。
人間の意思決定に必要なデータを瞬時に提示し、
すばやい意思決定を支援します。
お知らせ
Kinaxis RapidResponse とは?
閉じる「レスポンス・マネジメント」を強力に支援する次世代のSCMソリューション
グローバルなサプライチェーンにおける、状況の変化に迅速に対応した、企業内外の関係者間の情報共有、リアルタイムなプラニングと、実行アクションの提示、意思決定の支援をサポートします。
SCM+S & OP(=Sales & Operations Planning)をサポートするトータルSCMソリューション
今日のサプライチェーンは単なる需給調整ではなく、リアルタイムなチャンス(=利益)を確実に捉えなければなりません。
RapidResponseは企業の利益を最大化するため、需要変動に対して、供給をスピーディーに調整する、販売から生産・在庫までをトータルにプラニングするソリューションです。
生産系(Manufacturing)
- 需要に対する納入可能数の回答(ATP)を行う。
- 製品要求の変動に対応し、ボトルネックの確認と調整を行う。
- サプライヤの変更や能力の調整を行い、供給可能日(CTP)を回答する。
販売系(Demand Management)
- 顧客からの需要を収集・集計し、供給の割り当て(ATP)による納期回答を行う。
- 顧客需要の変動に対応して、例外情報の確認を行い、過去需要情報を分析し、製品要求の変更を行う。
特長
閉じる「Kinaxis RapidResponse」の特長は、以下の通りです。
特長1
Glass Pipeline サプライチェーン上に散在する情報を統合:可視化
グローバル・サプライチェーンにおいて、「情報を共有」し、「意思決定を行う」ためには、円滑なコミュニケーションの仕組みが必須です。
広範囲なサプライチェーンにわたる複数企業間、複数組織間で可視性を実現します。
- 販社、工場、物流センター、サプライヤ等の様々なデータを共有し可視化。
- 顧客オーダー、購買オーダー、製造指図、部品在庫、製品在庫、ライン能力を統合的にプランニング。
- 情報をリアルタイムで共有することにより、部門間の調整作業を簡素化、迅速化。バックオフィス業務負荷を削減。

特長2
アクティブスプレッドシート複数企業間における情報を1画面で視覚化
複数のシステムやサイトから集まるサプライチェーンのライブデータを自動的に投入する使いやすいスプレッドシートインターフェースです。
従来のシステムでは数時間から数日かかった計算を瞬時に実行し、サプライ/デマンド/製品関連の変更がもたらすインパクトを容易に分析します。
- 使い慣れたExcelライクなスプレッドシート形式。
- 生販在、仕販在の情報のほか様々なデータの参照・変更が可能。
- 標準で数十種類のテンプレートを提供。
- テンプレート以外に、自由にワークブック、ワークシートを作成・利用可能。

特長3
Resolution Engine コラボレーション方式の「What-If」シナリオ評価
Resolution Engineの反復モデリング機能では、サプライチェーンを構成する企業内外のメンバーが、複数の「What-If」シナリオのシミュレーション・プランを同時に立案し、承認を与えることで最終的に統合することが可能です。
- マルチサイトMRP計算とともに、CTP(ペギング・アルゴリズム)を実行。
- この計算により、需要に供給の割り当てを行いながら可能日を算出。
- CTP計算ロジックはMRPと同時に瞬時に実行。
- 資材制約と能力制約の両方を同時に考慮。
- 顧客需要から資材までどのように引当られたか、フルペギングで追跡可能。

特長4
Live Scorecard 複数シナリオの比較/評価、意思決定支援
Live Scorecardでは、立案された複数のシナリオの比較/評価を共有します。
在庫問題、顧客満足度、品質対策、リードタイム、オンタイムデリバリ、商品原価などの指標ごとに評点を与え、複数のシナリオに対する順位を付けます。
- サプライチェーンの指標を、定量的な数値で表現し、意思決定を支援。

特長5
Personal Alerts アラート起点の業務の遂行
- 納期遅れ、調達遅れ、損失の可能性など、詳細な設定に基づくアラートを、ユーザーに分かりやすく表示。
- ユーザーは例外に焦点を当てながら、積極的にレスポンスプロセスを開始。

機能
閉じる「Kinaxis RapidResponse」の機能は、以下の通りです。
標準Workbook
機能1 顧客オーダー管理
- 顧客オーダー状況(将来の納期遵守率など)がわかり、特定オーダーに関わる詳細情報が抽出できます。
- 即時シミュレーションが可能です。
(オーダーの優先順位を変更した場合、オーダーやフォーキャストの追加/変更)
機能5 制約管理
- 制約能力(設備/工数/調達能力など)への山積み/山崩し状況と詳細を確認できます。
- 特定の週の能力を増加/減少した場合の影響分析など即時シミュレーションが可能です。
機能6 Live Scorecard
- 管理指標による計画の定量的な診断が可能です。
(評価指標例:収益、遅延オーダ数、納期達成率 等) - 複数の計画間の比較評価が可能です。
機能7 メッセージセンター
- 問題の発生時に自動的にアラートを発生させ警告します。
- 複数メンバーのオペレーションの変更履歴を共有します。
- アラートの内容とアラートが発生している原因へリンクします。
- 関係者への依頼内容など、メッセージをメールと同様に記載可能です。
データフロー
閉じる「Kinaxis RapidResponse」のデータフローは、以下の通りです。
導入事例:SCPソフトの導入
閉じる導入の目的
顧客の需要状況が刻々と変化する製品の需給調整に、人間系で調整して柔軟に結果を出したい。
導入の効果
シミュレーションに時間がかかりすぎ、機動力のある解決策がだしにくかった従来のSCPソフトの弱点を補うことに成功しました。
導入実績
自動車
- Ford
- NISSAN
ヘルスケア・ライフサイエンス
- varian
- Santen ※
- Agilent Technologies ※
- MSD
電気・電子・精密
- CASIO
- TERADYNE
- MC ASSEMBLY
- JABIL
- Sonus
- dyson
- nimble storage
- smtc
- Celestica
- HUBBELL
- AVAYA
- KEYSIGHT
その他
- Schneider Electric
- NCR
- First Solar
- KENNAMETAL
- TrinityRail
- Unilever
- LIPPERT COMPONENTS
- asics ※
※当社が導入に関わった企業となります。
導入事例:S & OP(Sales & Opelations Planning)
閉じる導入の目的
- 四半期ごとに事業計画における、販売損益の達成状況を管理する。
- そのうえで、コスト削減、販売促進など対策をシミュレーションし、アクションを決定、指示する。
- 週次レベルで、販売計画の立案時に、生産上の制約を加味したうえで、販売・出荷数量の割当を計画する。
- 日次レベルでは、緊急のオーダーに対する、損益インパクトを分析し、販売・出荷の調整を行う。
- 仕組みとしては、SCMデータの一元化、業務オペレーションのルール化、評価指標(KPI)による意思決定支援を行う。

導入の効果
売上増が期待できない環境で、販売機会・利益ロスの防止をリアルタイムに調整する。
導入事例:グローバルPSI(生産計画)
閉じる導入の目的
需要変動が大きな家電・ハイテク製品における、週次生産計画の立案、製品在庫/部品在庫の削減。
ビジネスの条件
- 一般消費者への販売で販売変動が大きい。販売店がビジネス上優位にあり、価格設定に主導権がない。
- 製品寿命が半年程度と短く、在庫がそのまま損失につながる。
- 調達品の納期の関係でどうしても見込み生産になる。
- 海外、国内の工場で連携生産し、ワールドワイドでの販売。
課題と解決すべきテーマ
- 製品在庫、部品在庫が多く、死材化しやすいので収益に大きく影響する。
- 現地法人/出荷センターの製品在庫や工場の重要部品在庫の可視化。
- 複数の工場間の生産の同期化による、リードタイム短縮。
- 販売変動に伴う、生産変更の早期化、特に月次サイクルの週次化。
- 現在アクション自身の評価と可視化。

改善点
週次でのビジネスサイクルへの変更(週次で修正)
- 現地法人からの販売実績、フォーキャスト情報、在庫の取込
- ビジネスリスク/指標(部材推移予想)やフィージビリティシミュレーション
- 工場間を同期化した、計画 修正指示の発行
導入効果
在庫回転率の向上1.5倍回転
- 在庫リスクの可視化による管理向上
- 週次での修正による、アクション短期化 月次と週次の3週間分の在庫など最適化
- 工場間同期化による「計画 修正」精度向上
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