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富国生命保険相互会社富国生命保険相互会社 様

取材日:2019年02月

DataDelivery
導入事例

業種
保険
キーワード
  • 文書管理
  • 業務効率化
富国生命保険相互会社

フコク生命では、各種システム上に点在していた保険契約に関する文書情報やデータをDataDeliveryでまとめて管理、活用しています。

「ご契約者本位」という想いのもと、相互会社として創業された富国生命保険相互会社(以下、フコク生命)。フコク生命は、従来利用されていたシステムのサービス停止をきっかけにDataDeliveryを導入し、その後、活用範囲を広げられています。導入経緯やその効果について、事務企画部副部長 三沢 一幸 氏(写真右)、同 事務システムグループ 上席調査役 平柴 治人 氏(写真左)に詳しく伺いました。

フコク生命について

- フコク生命について教えてください。

1923年に創業したフコク生命は、個人・企業向けの保険商品の販売を中心に行っている保険会社です。“お客さま基点”を企業活動の原点として、「もし自分がお客さまだったら」を常に想像しながら、全てのお客さまに満足いただけることを目標に保険商品を提供しています。

外観写真

フコク生命ではお客さまに真摯に向き合うことを重視し、お客さまアドバイザーによる対面販売を行っています。個人保険と個人年金保険を併せた保有契約高は25兆4,338億円(2017年度末)、拠点数は支社62カ所、営業所464カ所(2019年4月1日現在)、従業員数は12,689名(2019年3月末現在)となっています。

DataDeliveryの活用状況

- 現在、DataDeliveryはどのようにお使いになっていますか。

保険契約に関するデータやPDF文書の管理に活用しています。
生命保険契約に関するデータは大量にあります。契約情報は、生命保険という特性上、永久または半永久的に保管しておく必要があり、既に満了(終了)した契約(消滅マスタ)が何千万件という単位で存在します。また、レートファイル(※1)は、保険商品ごとに存在し、膨大な数におよびます。
これらのデータはそれぞれのシステムで作成されますが、DataDeliveryでまとめて管理し、活用しています。

※1各種計算の基になるファイル

製品選定の要件~長期間使える安心できる製品を希望~

- DataDelivery導入の経緯を教えてください。

最初は、COMフィルム(以下、COM)への変換サービスが停止されることにより今後新規に発生するデータの管理および消滅マスタのデータ管理の代替システムを導入すべく、検討を開始しました。以前からお付き合いのあった明治安田システム・テクノロジー(MYTECNO)社からパートナー会社であるCDSテクノロジーで扱っている、DataDeliveryを紹介していただきました。

- どのような条件で製品選定されたのでしょうか。

以下の条件で比較検討しました。

1.長期間の使用に耐えうる安心できる製品であること

生命保険は、商品の特性上、契約期間が長く、永久又は半永久的にデータを保存・利用します。予期しないエラーや障害、セキュリティ上のリスクなどに柔軟に対応できることが、絶対の条件でした。

また、長期間に渡って利用するわけですから、安心して利用できるようサポートがしっかりしているベンダーの製品であることや、サポート費用が急に値上がりする恐れがないことも比較材料としました。

2.サポート体制および保守性が高いこと

DataDeliveryは汎用的なデータベースではなく、独自データベースを使用しています。独自データベースですので、何か問題が発生した場合、販売元であるJFEシステムズの迅速なサポートを受けることが可能であることも大きなポイントでした。また、システム構成がシンプルで保守性が高いこともポイントでした。

三沢 氏

「大量のデータでも、レスポンスよく必要なデータを抽出できます」三沢 氏

3.検索が速いことおよび使い勝手がいいこと

消滅マスタの検索はAccessファイルで行っており、データファイルだけで10ファイルありました。当然、検索スピードも遅く、自由度の高い検索も行うことが出来ませんでした。Accessでのデータ管理からの脱却、ユーザー部門にとって使い勝手の良い製品を求めていました。

これらの条件で比較検討した結果や他部門でJFEシステムズの電子帳票システムFiBridgeIIを利用していたこともあり、最も条件を満たしていた同社のDataDeliveryを導入することにしました。

活用できることが分かり、段階的に利用範囲やユーザー数を拡大

- ライセンスを追加された理由について教えてください。

当初、DataDeliveryの導入目的はCOM変換サービス停止を理由としたやむを得ない背景がありました。同時に複数人が利用する想定ではなく、同時接続ライセンス数5台で導入しました。

その後、レートファイルを搭載したことで、活用範囲が拡大しました。新商品発売や配当入替の対応時は多数のユーザーが利用するため、同時接続ライセンス数を50台に拡大しました。また、導入当初のデータ容量は100GB程度でしたが、現在は数百GBとなっています。

導入効果~100以上あるファイルも一括で検索可能に~

- DataDeliveryの導入効果について教えてください。

以下のような効果が出ています。

1.データ検索の手間が大幅に減った

レートデータはAccessで管理していましたが、多数のファイルに分割せざるを得ませんでした。レート検索をする場合、検索するレートが搭載されているAccessファイルをまず指定します。次に検索キーを入力して検索を行いますが、キーが完全一致しないと検索が出来ず、慣れていない人にとってはハードルの高い作業となっていました。

DataDeliveryでは、検索キーのすべてが分からなくても検索が可能なので、検索に慣れていない人が操作しても簡単に検索を行うことが可能です。また、検索対象が年度毎に分割されている場合でも、複数ファイルをすべて選択して検索を行うことが可能なので、非常に使い勝手が良いシステムです。

平柴 氏

「すべての検索を自席の端末から行えるので、非常に便利になりました」平柴 氏

2.システムの集約ができた

消滅マスタの検索、レート検索は、別システムで稼動していました。そのため、システム毎に操作方法を理解する必要があり、ユーザー部門にとっては使い勝手が悪い状況でした。DataDeliveryに移行することで、DataDeliveryの操作方法だけを理解すればよく、格段に使い勝手が向上しました。さらに、旧COMのデータもObjectArchiverに移管することができ、自席で確認出来るようになりました。

3.保管スペースを削減できた

COMを確認するリーダーをオフィス内に設置しており、大量のCOMがスペースを占拠していました。現在は、自席で検索を行えるので、スペースを有効活用することができています。

- DataDeliveryのリリースにあたり工夫されたことは何ですか。

基本的には自席PCで確認していますが、レート関係では帳票を印刷して確認しているものもあります。従来のレート検索システムでは印刷機能があったので、従来と同様に印刷できるAccessを準備しました。

- 提案から導入までを担当したCDSテクノロジーの対応はいかがでしたか。

CDSテクノロジーには、システム構築をお願いしました。CDSテクノロジーは、担当範囲を越えて元データの内容チェックも行い、データの不備の指摘やアドバイスをしてくれました。おかげで、スムーズにデータ移行を進めることができています。

今後の取り組みとDataDeliveryに対する期待
~働き方改革を進める上で活用範囲を広げたい~

- 今後の取り組みについて教えてください。

DataDeliveryに集約して効率化できるものはまだまだあるので、今後も順次進めていく予定です。

- 最後に、ご要望がございましたら、お聞かせください。

DataDeliveryはどちらかというとシステム担当者寄りのシステムだと思います。ユーザー部門が更に使い易いように、操作画面をユーザーフレンドリーなものに進化してもらえればと考えています。軽快な検索性と使いやすい操作画面が両立できれば、より使い勝手が良くなると思います。JFEシステムズには、DataDeliveryの良さを残しつつ、さらに使いやすくしてもらいたいと思います。

また、CDSテクノロジーには現在もデータ移行の作業をしてもらっていますが、これまで通りプロジェクト全体を見据えた視点で、対応をしてもらえると助かります。今後ともよろしくお願いいたします。

- お忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。

※ この事例に記述した数字・事実はすべて、事例取材当時に発表されていた事実に基づきます。数字の一部は概数、おおよその数で記述しています。

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