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パッケージ導入かスクラッチ開発か~選定のポイント

第2回 パッケージ導入かスクラッチ開発か~選定のポイント

パッケージ導入かスクラッチ開発か

新しく基幹システムを導入するときに、スクラッチ開発(手作り)とパッケージ導入のどちらを選択するのかを悩むケースは非常に多いと思います。

そもそもスクラッチとパッケージとでは何が違うのでしょうか、それぞれのメリットとデメリットにはどんなものがあるのでしょうか。

パッケージ導入のメリット・デメリット

パッケージ導入のメリットは、初期費用を抑えることができ、本稼働までの期間も短いことです。導入手順についてもある程度マニュアル化されているためスムーズに進むことが多いです。

デメリットは、自社の業務のやり方・進め方をシステムに合わせる必要があることです。乖離が大きいほど、利用者は習熟に時間が掛かりますし、ライセンス料などのランニングコストもかさむ傾向があります。

近年では、自社の業務に合わせてパッケージをカスタマイズするケースも増えていますが、カスタマイズは導入期間やコストの増加とパッケージのバージョンアップに追随しないというデメリットがあるため、慎重な判断が求められます。

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スクラッチ開発のメリット・デメリット

スクラッチ開発のメリットは、何といってもオーダーメイドであることです。

独自性の高い業務に合わせて要求通りに作り上げることができるので、利用者は戸惑うことなく有効にシステムを使いこなすことができます

また、一度導入してしまえば、年間ライセンス料などのランニングコストはそれほどかかりませんし、業務拡大にともなう機能拡張やシステムの改修にもフレキシブルに対応できます。

一方、デメリットは初期費用が高額なことです。特定企業向けの専用システムを作り上げるため、大規模システムだと開発期間が数年、費用が数億円におよぶケースもあります。

選択ではなく適材適所での適用

スクラッチ開発もパッケージ導入もそれぞれメリットとデメリットがあり、一概にどちらが正しいということはできません。

大切なのは、それぞれの特徴を考慮した上で、業務毎に適正を見極めることです。

独自性や専門性の高い業務が多く、それが他社との差別化になっている場合にはスクラッチ開発が向いていますし、担当者毎の独自性をできるだけ排除し、業務を標準化したい場合にはパッケージが向いています。

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システム全体をスクラッチ開発かパッケージ導入かで統一するのではなく、適正に応じて使い分けることで、自社の業務にあった最適なシステムを導入することができます。

当社は、楽々フレームワークでのスクラッチ開発実績が豊富

当社では、純国産ローコード開発プラットフォームである楽々フレームワークを活用した、基幹系システム構築を得意としています。

パッケージと組み合わせた開発も数多く手掛けていますので、ぜひ、お気軽にお問合せください。

※「楽々Framework」は、住友電気工業株式会社の登録商標です。

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