プレスリリース
JFEシステムズ株式会社

JFEスチール 東日本製鉄所(京浜地区)大規模一貫製鉄所基幹システム
オープン環境へ完全移行
JFEシステムズ株式会社(東証スタンダード市場:4832、本社:東京都港区、代表取締役社長:大木 哲夫、以下 当社)は、JFEスチール株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:広瀬 政之、以下 JFEスチール)東日本製鉄所(京浜地区)基幹システムをメインフレーム(IBM製)からオープン環境に完全移行したことをお知らせします。
当社は、本プロジェクトをJFEスチールより受注し、開発を推進。TIS株式会社もパートナーとして参画し、3社が緊密に連携してプロジェクトを完遂しました。
当社は、JFEスチールからの依頼を受け、各製鉄所・製造所の基幹システムを順次刷新しています。これまでに仙台製造所、知多製造所、西日本製鉄所(倉敷地区)でシステムのオープン化を完遂しました。京浜地区では、3,400万STEPに及ぶ大規模システムを2025年8月に一括移行し、29ヵ月という短期間で基幹システムの刷新を実現しました。
京浜地区のオープン化により、全製鉄所・製造所基幹システムの7割のオープン化が完了いたしました。引き続き2025年度末の完了を目指し、福山地区と千葉地区の製鉄所システムリフレッシュを推進してまいります。
JFEスチールは、豊富に蓄積されたデータ資産をデータサイエンスやAIなどを活用して積極的に利用しています。2024年9月には、IT領域に蓄積された生産実績や製品品質データ等と、OT(Operational Technology)領域のセンサーデータなどの操業データの統合やCPS(Cyber Physical System)の開発・実行をクラウド上で一元的に実行するプラットフォーム「J-DNexus®」を当社と共に構築し、運用を開始しました。
また、当社は、J-DNexus®に採用されたデータ統合プラットフォーム「Cognite Data Fusion®」の日本国内でのリセラー契約を締結し、製造業のお客様向けに販売を開始しています。
当社は、今後も大規模な開発とデータ活用の高度化に関するノウハウを蓄積し、JFEスチールおよび製造業のお客様への支援を推進してまいります。
【京浜地区システムリフレッシュ概要】
着工:2023年4月
完工:2025年8月
従来システム:プログラミング言語 PL/I 、COBOL、アセンブラ
システム規模 3,400万STEP以上新システム:プログラミング言語 Java
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鉄鋼業界におけるシステム構築・運用で培った企画・構想力と技術力を活かし、多彩なサービスをお客様に提供しています。製造業をはじめさまざまな分野のお客様に向けて、システムインテグレーション、アウトソーシング、コンサルティング、独自のパッケージ製品および、ERPを中核にさまざまな製品を組み合わせた複合ソリューションの提供など、幅広いビジネスを展開しています。
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以上

