2025年

プレスリリース

JFEシステムズ株式会社

ブランドコンセプトロゴ

JFEスチール 西日本製鉄所(倉敷地区)大規模一貫製鉄所基幹システム
オープン環境へ完全移行

JFEシステムズ株式会社(東証スタンダード市場 4832、本社:東京都港区、代表取締役社長:大木 哲夫、以下 当社)は、JFEスチール株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:広瀬 政之、以下 JFEスチール)西日本製鉄所(倉敷地区)基幹システムをメインフレーム(富士通株式会社製)からオープン環境に完全移行したことをお知らせします。
当社は、本プロジェクトをJFEスチールより受注・開発推進し、アクセンチュア株式会社にパートナーとして参画いただき、3社が緊密に連携することで、プロジェクトを完遂しました。

JFEスチールは、各製鉄所・製造所の基幹システム刷新「製鉄所システムリフレッシュ」を各地区並行して推進しており、既に仙台製造所はオープン化を完了しました。
倉敷地区は、5,000万STEP以上もの大規模システムを段階的に移行してきました。2024年9月の「薄板品種」・「電磁鋼板品種」・「全品種出荷」領域に続き、本年2月に「製鋼」・「棒線」領域をオープン環境へ移行、53カ月の短工期で倉敷地区基幹システム刷新を完了しました。なお、これにより全製鉄所・製造所基幹システムの6割のオープン化を完了しています。
引き続き2025年度末完了を目指し、製鉄所システムリフレッシュを推進します。

JFEスチールは、製鉄所システムリフレッシュによるIT構造改革の断行に加え、データサイエンス・AIなどを積極的に活用するDXを推進しています。 2024年9月には、IT領域に蓄積した生産実績・製品品質データ等とOT(Operational Technology)領域のセンサーデータ等の操業データの統合、およびCPS(Cyber Physical System)の開発・実行をクラウド領域で一元的に実行するプラットフォーム「J-DNexus™」を当社と構築、運用を開始されました。
当社は、J-DNexus™に採用されたデータ統合プラットフォーム「Cognite Data Fusion®」の日本国内におけるリセラー契約を締結、製造業のお客様向けに販売を開始しています。

当社は、今後も大規模開発、およびデータ活用レベル高度化のノウハウを蓄積しながら、JFEスチールおよび製造業のお客様のDX推進に貢献してまいります。

【倉敷地区システムリフレッシュ概要】

着工:2020年10月 完工:2025年2月
従来システム:プログラミング言語 COBOL、システム規模 5,000万STEP以上
新システム:プログラミング言語 Java

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鉄鋼業界におけるシステム構築・運用で培った企画・構想力と技術力を活かし、多彩なサービスをお客様に提供しています。製造業をはじめ、あらゆる分野のお客様に向けて、システムインテグレーション、アウトソーシング、コンサルティング、独自のパッケージ製品および、ERP を中核に様々な製品を組み合わせた複合ソリューションの提供など、幅広いビジネスを展開しています。

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以上

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