プレスリリース
JFEシステムズ株式会社
JFEシステムズ、原価管理システム「J-CCOREs®」の
新バージョン(Ver.2024)をリリース
JFEシステムズ株式会社(東証スタンダード市場 4832、本社:東京都港区、代表取締役社長: 大木 哲夫、以下 当社)は、自社開発の原価管理システム「J-CCOREs®(ジェー・シー・コアーズ)」の新バージョン(Ver.2024)をリリースしたことをお知らせします。
新バージョンでは、オプションの「連結原価計算」機能のアップデート、モジュールの「見積原価計算」「CO2排出量計算」のアップデートを行いました。

◆ アップデート概要
オプション
【連結原価計算】棚卸資産に含まれる未実現利益の把握
多くの製造業では、生産拠点の海外分散や、グループ企業内のサプライチェーン複雑化により、グループ全体における製品の原価構造を捉えづらい状況が発生しています。
今回機能強化したJ-CCOREs®連結原価計算オプションは、グループ内取引は材料費(内部仕入)としてではなく、製造原価の内訳(材料費・労務費、内部利益等)を保持して連携。これにより、連結グループ全体としての製品製造原価および連結損益の把握と、棚卸資産に含まれる未実現利益の把握が可能になりました。モジュール
【CO2排出量計算】実態に近い製品別CO2排出量の算出
今回機能強化したJ-CCOREs®CO2排出量計算モジュールは、CO2排出量の部門間、製品別配賦に加え、仕掛品・製品在庫に残る排出量も加味して上流工程から下流工程まで積み上げることで、製品ごとの排出量を算出します。生産フローに基づいた「ころがし計算」を行うことで、より実態に近い製品別CO2排出量の見える化が可能になりました。
【見積原価計算】柔軟でスピーディに見積原価を算出
J-CCOREs®見積原価計算モジュールは、工程(BOM、レシピ)や経費内訳などの原価構成情報の設定項目数に制限がなく、1製品ごとに原価管理の粒度を自由に変えて、売価試算や見積根拠の算出が可能です。今回の機能強化により、原価構成情報登録の運用負荷が軽減し、原料単価変更時の操作性が向上します。より柔軟でスピーディな見積原価算出が可能となりました。
各機能の詳細は、J-CCOREs®ブランドサイトにて紹介しております。ぜひご覧ください。
◆ 原価管理システム「J-CCOREs®」ブランドサイト

当社は、今後もJ-CCOREs®を充実させ、お客様にご満足いただけるよう努めてまいります。
「J-CCOREs®」 は、周辺システムにとらわれない独立した原価管理システムです。原価計算・損益計算の運用実現にとどまらず、新製品原価、原料単価変動に伴う高速なシミュレーションや様々な視点での差異分析機能まで対応し、製造コスト・収益の可視化を実現し、戦略的な原価改善・利益向上へつなげます。
鉄鋼業界におけるシステム構築・運用で培った企画・構想力と技術力を活かし、多彩なサービスをお客様に提供しています。製造業をはじめとするあらゆる分野のお客様に向けて、システムインテグレーション、アウトソーシング、コンサルティング、独自のパッケージ製品および、ERP を中核に様々な製品を組み合わせた複合ソリューションの提供など、幅広いビジネスを展開しています。
- 「J-CCOREs®」は、JFEシステムズ株式会社の登録商標です。
以上