イベントの様子
2019年3月22日(金)、ステーションコンファレンス万世橋・秋葉原(東京都千代田区)にて「先進事例に学ぶ電子帳簿保存法の適用事例セミナー」を開催いたしました。多数のお申し込みを頂き、満員御礼にて無事に終了いたしました。


国税局OBで電子帳簿保存の第一人者の袖山税理士、規制緩和の推進役JIIMAの甲斐荘専務理事、先進的に取り組まれたアルプスアルパイン(旧アルプス電気)様と導入プロジェクトに携われたアルプス システム インテグレーション様によるご講演とパネルディスカッションを実施しました。
パネルディスカッションでは、会場からの質問を交えながら、3つのテーマを議論しました。
1つ目のテーマ「平成31年度の規制緩和と更なる電子化社会に向けて」では、政府与党税制改正大綱で示された2つの規制緩和(①JIIMA認証ソフトウェアの利用により申請書の記入が容易になる、②重要書類であっても申請すれば1回に限り過去分の電子化が容認される)の背景や意図について、JIIMA甲斐荘専務理事や袖山税理士からご説明を頂きました。
2つ目のテーマである「経理部からはじめるペーパーレス」では、アルプスアルパイン 畑田経理課長から、電子化に踏み切った経緯、導入後の業務変化や運用後1年を経過した現場の生の声をお伝えいただきました。経費旅費システムは非常に便利で、一例をあげると、申請内容と領収書の突合も、システムならデータと紐づいたエビデンスを1画面で見比べることができ、業務がはかどるようになったそうです。会場からの質問である「全社に展開する際のポイント」については、「説明会などで、とにかく丁寧に説明すること」が成功のカギとのことでした。例えば定期検査の提出書類についても、どんな頻度で・何のために実施するかを事前に説明しておくことで、スムーズに協力が得られたそうです。
3つ目のテーマである「経理部門の働き方改革」については、主に畑田経理課長に伺いました。
「従来の経理の伝票確認処理は600時間→400時間と、200時間の削減につながっている。離れた拠点からの郵送によるタイムラグもなくなり、まとめてきていた承認依頼も、電子化後は申請後すぐ承認できる、スマホで離れた場所から承認できるなど多くのメリットがあり、『もう元には戻れないな・・・』と実感している。」と、非常に手ごたえを感じていらっしゃる様子でした。
最後に各パネラーからの熱いメッセージもあり、時間が足りないほど盛況のうちに終了しました。
ご来場いただきました皆様、ご講演頂いた関係者各位のご支援に、厚く御礼申し上げます。
開催概要
セミナー名称 | ~経理部門から始める電子化、働き方改革に向けて~ 先進事例に学ぶ電子帳簿保存法の適用事例セミナー |
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開催日時 | 2019年03月22日(金) 14:00~17:15(受付13:30~) |
会場 | ステーションコンファレンス万世橋 東京都千代田区神田須田町1-25 03-6859-8200(代表) |
参加費 | 無料(事前登録制) |
定員 | 80名 |
対象者 | 経理・財務部様 ※競合会社様のお申し込みはお断りする場合がございます。 |
主催 | JFEシステムズ株式会社 |
協賛 | アルプス システム インテグレーション株式会社 |
お問い合わせ先 | JFEシステムズ株式会社 |