ニュースリリース
JFEシステムズ株式会社
JFEスチール西日本製鉄所(倉敷地区) 基幹システムの
「薄板品種」・「電磁鋼板品種」・「全品種出荷」領域をオープン環境に完全移行
JFEシステムズ株式会社(以下、当社)は、JFEスチール株式会社(以下、JFEスチール) 西日本製鉄所(倉敷地区) 基幹システムの「薄板品種」・「電磁鋼板品種」・「全品種出荷」領域を、メインフレームからオープン環境に完全移行したことをお知らせします。
JFEスチールは、革新的な生産性向上および安定操業の実現、データサイエンス・AIなどを積極的に活用するDX・GX推進に向け、各製鉄所・製造所の基幹システムのオープン化を推進しています。当社は、本プロジェクトをJFEスチールより受注・開発推進し、アクセンチュア株式会社にパートナーとして参画いただき、3社が緊密に連携することで、プロジェクトを完遂いたしました。
西日本製鉄所(倉敷地区)は、原料の荷揚げ・貯蔵から製銑、製鋼、圧延などの製造工程を経て、最終製品として出荷する、大規模一貫製鉄所です。また、カーボンニュートラルに向けた取り組みが世界的に進む中、電磁鋼板の能力増強に着手し、大型電炉の導入を検討するなど、GXにも取り組んでいます。
西日本製鉄所(倉敷地区)のオープン環境移行については、2020年4月よりプロジェクトをスタート、現在、基幹システム(約5,000万ステップ)の過半のオープン化を完遂しており、「2024年度末」完了を目指します。
なお、JFEスチール 全製鉄所・製造所の完全オープン化は、ノウハウ蓄積に伴い、「次期中期経営計画(2025-2027年度)中の完了」から、2年前倒しの「2025年度末完了」を目指します。
当社は、今後もオープン化および大規模開発のノウハウを蓄積しながら本プロジェクトを確実に遂行するとともに、2024年4月に新たに組成した「デジタル製造事業部」を中心に、JFEスチールおよび製造業のお客様のDX・GX推進に貢献してまいります。
(ご参考URL)
- 「大規模一貫製鉄所基幹システムの過半がオープン環境へ移行完了~西日本製鉄所(倉敷地区)におけるDX推進~
(JFEスチール ニュースリリース 2024年9月5日付)」
- 「当社機構改革、執行役員体制について(2024年2月28日付)」
- 「デジタル製造ソリューション(当社 製品・サービスサイト)」
鉄鋼業界におけるシステム構築・運用で培った企画・構想力と技術力を活かし、多彩なサービスをお客様に提供しています。製造業をはじめ、あらゆる分野のお客様に向けて、システムインテグレーション、アウトソーシング、コンサルティング、独自のパッケージ製品および、ERP を中核に様々な製品を組み合わせた複合ソリューションの提供など、幅広いビジネスを展開しています。
以上