2022年

ニュースリリース

JFEシステムズ株式会社

当社執行役員 森 弘之が共同執筆した報告書
『データ経営が日本を変える!(JUAS発行)』が発行されました

一般社団法人 日本情報システム・ユーザー協会(以下、JUAS)が、2016年から約5年間にわたり議論を続けてきた「システム高度化プロジェクト」にて、当社執行役員 森 弘之が共同執筆した報告書『データ経営が日本を変える!(2022年4月発行)』が発行されました。

システム高度化プロジェクトは、「Japan as No.1」と言われ、ITを駆使して世界をリードしていた日本が、なぜ国際競争力の低下傾向に歯止めがかからず、IT後進国と言われるまでに凋落してしまったのかを出発点として発足されました。本報告書は、この問題に真正面から向き合い、日本らしさを強みとして活かしつつ競争力を高めていくために、何をすべきかについてメンバーの叡智を集約し、提言としてまとめられています。森は、日本「らしさ」を定義し、それを活かした情報システムの有るべき姿を考察しています。

【該当論文】
「IV章 日本らしさとは~日本の情報システムの有るべき姿」(P30-37)

【本章のサマリー】
日本「らしさ」とは、器用で多能であるが、危機感がないとその能力を過剰品質に発揮してしまう。また、明文化されたロジカルな状態よりも、「和を以て貴しとなす」を好む傾向がある。このような「らしさ」で世界と戦うには、以下の戦略が必要である。

  • DX に代表されるデジタル・ディスラプションが現実的な脅威であることを認識する。
  • デジタルという武器の実態は「データ」であることを認識する。
  • 企業の本質をデータでデザインし、そのデータを発生・変更・消去するプロセスは、器用で多能な能力を十分に発揮し、好き勝手に作る。

上記活動は今までの POA 的な発想ではなく、DOA 的発想が必要となる。過去の成功体験では戦えないことを認識し、最新技術を日本「らしく」自身の血肉にする必要がある。 我々はこれまで、世界の真似をしていては世界に勝てない、日本「らしさ」を武器にしなければ勝てないことを合意事項とし、さまざまな角度から議論を重ねてきた。また、このような観点に関する書籍を調査すると、日本が世界で優位に立った時は日本「らしさ」を武器にしていた時であることも分かってきた。 本章では、日本「らしさ」を定義し、それを活かした情報システムの有るべき姿を考察する。

「VII章 7 情報システム開発方法とデータモデル」(P93)

「XIV章 あとがき」(P163)

本書は、JUASライブラリーにて無償にて全文公開されております。下記リンクよりご参照ください。

JUASウェブサイト

報告書「データ経営が日本を変える!」表紙
報告書「データ経営が日本を変える!」表紙

以上

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