SAP S/4HANA向けBI/DWH向け 90日導入プロジェクト
要件定義~稼働まで90日間で実現したSAP BI導入プロジェクトの全容
業界:素材・化学メーカー
企業規模:売上高 1,000億以上5,000億未満
SAP S/4HANA®導入に多大な投資をした経営陣からするとBIはそのアウトプットを見る絶好の機会となる。
しかしながら、SAP S/4HANA®導入プロジェクトの多くは、BI領域は後回しにされる傾向が多い。
この事例ではJFEシステムズのSAP S/4HANA®データウェアハウステンプレート「KPIMart®」を使って90日間という短期間にBIを導入を果たしたという事例をご紹介します。
導入背景
<課題>
- SAP S/4HANAの導入から半年が経過、データも揃ってきたので「BI」を導入したい。
- BIレポートはSAP BusinessObjectsをすでに購入しているが、DWHやSAP S/4HANからのデータ抽出(ETL)の実現方式が未確定。
<施策(狙い)>
- 期末まで3カ月なので、その間で実現できるBIシステムをSTEP1と称して構築し、STEP2は次の四半期~と五月雨式に進めたい。
- SAP S/4HANA導入PJでスコープ外となった非SAPデータを取り込んで分析のレベルを向上させたい。
JFESIの提案
- 顧客が購入したSAP BusinessObjectsのライセンスがレポートのみであった為、DWH(SAP IQ)とETL(SAP Data Services)をラッピングしたSAP BusinessObjects Edge Editionへコンバージョンを提案。
- SAP ERP向け分析テンプレート「KPIMart」で基本的なマスタ、トランザクションデータをDWHに差分抽出し、90日で3つ(収益性分析、事業別予実、在庫受払)の データマート(プロトタイプ)を構築(改修)した。
- 非SAPデータはアップロード専用のWEB画面を提供(KPIMart Mail Box)
90日導入の計画
ポイント
- インフラコスト抑えつつ、短期間での初期構築を実現
- 欲張り過ぎず、確実に実行できる要件が明確な領域でのPJ計画
- 予算データ、手メンテマスタの取り込みとして専用UI「Mail Box」を提案
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