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製鉄所の「いつも変わらない毎日」を支える。

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製鉄所の「いつも変わらない毎日」を支える。

西日本事業所 福山システム開発部 企画・基盤グループ OAチーム
高橋 直美

JFEシステムズが手掛けるJFEスチールのシステムは、製鉄ラインのシステムだけではない。西日本製鉄所福山地区にあって、OAヘルプデスク、OA系PC基盤・サーバーの環境構築・維持管理などをリーダーとして推進しているのが高橋である。高橋は、女性活用をテーマにした研究会を立ち上げたという経験も持つ。

OAトラブルの9割は自分たちで解決

私が所属するOAチームのミッションは、お客様であるJFEスチール西日本製鉄所福山地区の皆様が、OA基盤を当たり前に便利に使えるようサポートすることです。製造ラインに直結したアプリケーションやサーバー以外のPC端末・情報系サーバー基盤について安定稼働を確保し、障害発生時には被害の最小化を図るとともに、継続的な改善・品質管理など、安全性と信頼性の高いサービスを提供しています。

対象のユーザー数は工場内で働く方々も含めると3,000名近くになります。PC端末は約2,800台、サーバーは約70台を担当しています。チームメンバーはビジネスパートナーを含め8名ですが、案件によっては協力会社のスタッフと対応にあたることもあります。

業務はヘルプデスクがメインです。最近は、セキュリティ関連の対応が多いですが、毎日、あらゆる問い合わせが電話やメールで寄せられます。「PCが壊れた」「ソフトが動かない」といった基本的なものから、「データ解析に使いたいので外部からソフトをダウンロードしたいが、セキュリティ上問題がないか」とルール遵守に関するものや、「ウイルス感染原因の解析」まで、内容も様々です。

壊れた記憶媒体からデータを取り出すなど、あまりに専門性が高い作業などは専門業者に任せることもありますが、トラブルの9割は私たちのチームが根気強く解決します。お客様から連絡があれば直接出向き、機器を立ち上げ、データ・ファイルが復旧するまで対応します。また、OA端末はあらゆるところにあるので、ヘルメットを被って工場内に向かうこともあります。

一時対応窓口はメンバー全員で対応を行っています。窓口から連絡を受ければアフター5や休日でもすぐに駆けつけ、復旧するまで対応します。お客様の不便がなくなるまでとことんお付き合いするというのは、私たちのチームに限らず、JFEシステムズの文化ですね。


長く使い続けるという文化・風土の中で新しい提案を行う

製鉄の現場には長く使い続けるという文化・風土があります。工場内には、10年以上前の古い端末が現役で動いていたりしますから。OA端末も考え方は同じ。容易に買い換えたりはしません。

ただ、だからと言って、業務効率を無視するわけではありません。お客様に既存環境への評価・不満などがあれば、お客様側のシステム部門と相談して解決策を模索したり、あらたに「こんなことをやりたい」というリクエストがあれば、既存のネットワーク・機器で対応しながらも、できるだけお客様の要望に応えられる提案をするように心がけています。

また、最近では、セキュリティ対策など西日本製鉄所全体で取り組んでいる課題に対して、OAの立場から新しい知見やソリューションを提案・評価していくのも、私たちの重要な役割です。

そういった日常を支えてくれているのが、OAチームの面々です。うちのメンバーは、とことん調べ、技術的に掘り下げていくので、そう簡単には「無理です」とは言いません。ある意味、職人の集まりです(笑)。

心がけているのは、女性ならではのリーダーシップ

私はもともと製鉄のアプリケーションのエンジニアでしたが、最新技術に触れる機会をより多く得たいとOA系に転身しました。グループ会社のサーバー構築や病院向けシステムの開発など、外販のシステムに携わった経験もあります。

現在、男性6名(ビジネスパートナー含む)女性1名を部下に持っています。ITの進化に伴い、仕事にスピード感を求められることが多くなっていますが、私は速さだけではなくメンバーそれぞれが自分の持ち場で力を発揮できる場を持ち、前面に立てるチャンスをつくるよう気を配っています。また、単にスキルだけではなく、その人自身・個を見て合う仕事を見つけ、与えていくことを心がけています。

また、製鉄は伝統的に男社会です。言葉使いの荒い人もいますが、そういう雰囲気に対応できる人ばかりではありません。だからこそ、女性ならではのフェミニンリーダーシップを心がけています。絶対やらないことは、人前で大声で部下に注意すること。あるいは、自分が傷付く言動を相手に向かってすることはご法度ですね。


キャリアを経る中で身に付けたのは、お客様が望まれたことに対し、ただ言われた通りやるのではなく、お客様に満足していただくために、新しいことを取り入れながら実現することを常に意識することでしょうか。これで終わりでいいとは考えない、提案する癖みたいなものです。

より良く変わっていくことは、本質的にはお客様も望んでいることだと思うんです。でも、そのためには、お客様自身が新しいことに対応していかなければダメです。だから、提案をする。私のチームは、それが求められる立場でもありますしね。

女性活用をテーマにした活動を推進

2011年までIBMユーザー研究会(異業種交流会)において、女性活用をテーマにした活動を行ってきました。

上司から勧められ参加した1年間で刺激を受け、それから4年間、e-ラーニングの活用や新技術の業務活用などに取り組みました。そのうち、事務局から誘われアドバイザーとなり、企画する立場になったんです。その一つが、企業での女性活用です。

働く女性からいろいろな悩みを聞くうち、「仕事を続けたくてもまわりにロールモデルがいない」「3・5年後の自分の姿が描けない」「仕事のモチベーションが保てない」など、企業環境は違っていても働く女性の悩みは共通していることに気が付きました。

さらに、女性は結婚・出産・子育てなど、ライフステージに沿って悩みが変化します。一口に「仕事と家庭の両立」と言っても、簡単ではありません。私自身も、今は25歳と23歳になる二人の子供を育てながら働いてきましたが、周囲にロールモデルがいなかったために、仕事を続けることを悩んだことが何度もあります。

同じような悩みを抱える女性たちが、少しでも仕事に対してモチベーションが上がるようにしたい。「ウィーメンズネットワーク」という会を立ち上げたのは、そんな考えからでした。
会の目標は、社内外で働く女性のロールモデルになれる人材の育成です。10年後なりたい自分になるために日々どのようなことに心がけて過ごすかなどを、メンバー間および異業種企業で働く女性との交流や、第一線で活躍する女性の講演会などを通じて模索していきました。最初は広島中心でしたが、現在、活動は全国に広がっています。


こうした活動を行ってきた目から見て、JFEシステムズは女性が活躍できる基盤が整っている会社だと思います。出産・育児・介護など、いろいろな経験を持った先輩がまわりにたくさんいますからね。ラインが一緒になって、さらに積極的に女性活用を推進していけば、もっと女性が活躍できる会社になるでしょう。

私も、ウィーメンズネットワークや仕事、人生で得た経験を、社内に伝えていきたいと思っています。そして、「高橋さんのようになりたい」と思われるよう、これからもここで仕事を続けていきたいですね。

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終始笑顔で質問に答えていた高橋だが、時折見せる表情からは、ハードな毎日にあって、メンバーを引っ張るリーダーとしての芯の強さも感じられた。「ストレス解消は、社会人になったばかりの娘とランチ、ショッピングです」。

※コラム内容は2012年12月時点のものです。

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