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巨大ネットワークの5年後の姿を描く。

キーワード
  • ネットワーク構築
  • ネットワーク運用管理
  • サーバ仮想化
巨大ネットワークの5年後の姿を描く。

基盤ソリューション部 ソリューショングループ
森野 友介

ユーザー系企業でありながら、JFEグループ以外の売上げが全体の約5割を占めるJFEシステムズ。親会社であるJFEスチールの他にも、予算化~要件定義~概要設計などシステムやネットワーク構築の上流から関わる案件は多い。森野が長年担当している、あるお客様のネットワークもその一つだ。

数百拠点、数千ユーザー

一般的な企業は約5年おきにネットワークを更新します。大規模になると1、2年かけて更新して運用、次の更新を検討していくPCDAサイクルを回しています。
私が担当しているあるお客様も同様で、そのPCDAサイクルの中で、コンサルティングサービスを提供し、ネットワークの5年後を見据えたあるべき姿とロードマップを提案するのが、私たちのミッション。
さらに、導入や運用、外部接続部分のセキュリティを確保する基盤構築などにも携わり、実現をサポートします。
プロジェクトメンバーは5名。私はプロジェクトリーダーです。

更新の際に要望として挙がるのは、コストに関するものが多いですね。現状分析を行い、削減できる部分を一つひとつ挙げていきます。
また、前回の更新では、当時先端であった高速無線LANを導入しました。今後のスマートデバイスなど端末の多様化やワークスタイルの変化に対応するには不可欠と判断し、私たちが提案したものです。
要望に応えるだけでなく、こんな風に、こちらから提案する場合も多いですね。

ネットワークの特徴は、数百拠点、数千ユーザーと大規模であること。また、拠点ごとにユーザー数・業務内容・アクセス先・データ量が異なります。
個別最適化したものを数百つくる選択肢もありますが、構築後の運用がまわらなくなります。
そのため、設計では、拠点の多さに対応しつつ、全体最適化を目指して運用しやすいものになるようモデル化を行いました。お客様からヒアリングして、拠点ごとの特性を洗い出し、5、6モデルに収めていきました。


構築フェーズでは導入支援を担当。お客様との間に入り、数社のベンダーをまとめていきました。
前述の高速無線LANは、設計・構築も行っています。運用は他のベンダーが担当していますが、私たちはお客様の「何でも相談役」として、日々の問い合わせや要望に応じています。

現在は、次期更新に向けた予算申請の方向性を、お客様と一緒に検討している最中です。
概算を出すのも私たちの仕事。今、お客様の立場に立ってRFIを作成、ベンダーに依頼し、取りまとめているところです。

前回の更新では、お客様から「5年後、本当にJFEシステムズの予測通りになった」との評価をいただきました。
当時、私はメンバーでしたが、現在は、5年後の絵を先頭に立って描く立場。前回を超える評価をいただき、次の5年後のロードマップもお手伝いできたらと思っています。

ベンダーフリーにして「レイヤーフリー」

ネットワークインテグレーションサービスを提供する企業として、当社は、いくつかの強みを持っていると思います。

まず、ベンダーフリーであること。
お客様の課題を解決するために、私たちは特定の製品に縛られず、世の中にある様々な選択肢の中から、最適なものを組み合わせて提供できます。自由度の高い提案ができることは、やはり一番の強みでしょう。
特に、複数のネットワークを組み合わせなければならない大型案件では、ベンダーフリーであることは大きな優位性です。
人材においても、特定の技術に偏らず、様々なスキルを持った技術者を育成しています。

また、私たちは、コンサルティングだけでなく、構築、運用も行うことができます。いわば「レイヤーフリー」。
そのため、構築・運用を意識した、コスト・実現性・可用性に優れたコンサルティングを行うことも、一気通貫のトータルソリューションを提供することも可能です。

当社の情報システム部門が、社内インフラに最新技術を取り入れることも、強みの一つでしょう。
前述のお客様に導入した高速無線LANもそうでしたが、社内に導入することで技術を磨き、それをお客様のネットワーク構築に活かしています。

入社以来、大規模ネットワークを手がけてきた

私は、1997年の入社以来、インフラ系の業務に従事してきました。
これまで、社内ネットワーク運用管理や、一般顧客向けネットワークの構築、ネットワーク運用改善コンサル業務などを経験。
2010年には、生産・販売・購買など食品メーカーの基幹業務を担う「F-TERAS®」を稼働させるサーバ・ネットワークも構築しています。

しかし、何といっても、お付き合いが長いのは、前述の今のお客様です。入社以来のお付き合いですからね。
親会社であるJFEスチールのネットワークインフラ同等の大規模ネットワークを、ずっと担当してきたわけですから、どういうアプローチで、どういうところを勘所として考えるべきかなど、大規模ネットワークをつくる際のノウハウは、身に付いていると思います。

また、最上流からお客様とプロジェクトを進めることで、お客様の根幹のニーズを把握し、システムの構成や導入後の運用までを意識して、ネットワークを構築するようになりました。

ネットワークのあるべき姿を実現するため、お客様と同じ方向を向いて議論を重ね、一つずつ課題をクリアしていく――私が仕事でやりがいを感じるのは、そんな部分です。
プロジェクトを無事完遂、お客様から感謝の言葉をいただいたときは、大きな達成感を覚えます。


最新技術を提案することも多い、お客様のネットワーク更新は、自分がその技術を吸収する機会でもあります。
もちろん、常時インターネットやセミナーで情報を収集しており、現在は、SDN、OpenFlowなどに注目しています。
また、JFEグループ担当のネットワーク部隊と情報交換をするなどして、総合力強化にも努めています。

聞かれたことは「倍返し」

私は、お客様に技術力を買われていると思っていません。
評価をいただいているのは、お客様の悩みを解決しようと考えて行動する姿勢、漠然とした要望や質問でも一聞かれたら二を返す点などでしょうか。

例えば、お客様から相談を受けたときに、「それが起こっているということは、こんなことも起きていませんか?」と聞くなど、起きた事象の原因や背景を探り、広い視点で対策を考えるようにしています。


要望を出されたら、予算やスケジュール感などもヒアリングし、具体例を挙げながら、お客様が本当に実現したいことは何か把握することから始めます。
提案する際も、想定される質問を考え、なるべく複数の案を用意します。提案するプロダクトが特定されないベンダーフリーの立場でコンサルティングを行うからこそ、こうした姿勢は大事だと考えています。

現在は、お客様やメンバー個人に依存しがちなコンサルティングを、横展開・拡販することにも注力しています。
販売に取り組んでいるソリューションの一つに、「専用サーバ仮想化サービス」があります。これは、当社がこれまで担当した様々なインフラ構築の知見・ノウハウを盛り込み、標準化したもの。
VMware仮想サーバ技術により複数のサーバを一つの環境に統合し、現環境からの移行作業、稼働後の運用・改善までフルサポートするこのソリューションは、業界・業種問わず、多くのお客様に活用していただけると思っています。

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ペラペラしゃべるタイプではないが、だからこそ、誠実な人柄が感じられる。
好きなスポーツであるサッカーは、幼稚園から大学まで続けていた。ポジションはMF。
アイコンタクトが上手くいき、ここしかないという場所にパスを出し、それがゴールにつながったときは最高と語る。
最近まで地域のチームで月1回ボールを追っていたが、「体力の限界を感じて(笑)」、現在は休止中である。

※コラム内容は2013年12月時点のものです。

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