ダッシュボード構築
事業によってニーズがバラバラのダッシュボードをアジャイル開発で実現するには!
業界:全業種
企業規模:売上高 1,000億以上5,000億未満
SAP®ERPの導入と合わせてBI(Business Intelligence:情報分析)システムを導入した。
経営向けにはダッシュボードを提供することになっていた。しかし、具体的なイメージがわからず、現場向けのレポート提供にとどまっている。また事業部や担当役員によって要望されるグラフや表が毎週変わるためシステム開発が追い付かない。
導入背景
<課題>
- 経営陣に見せるダッシュボードをどう見せていいかわからないため、都度要求されるレポート開発業務に忙殺されている。
- 結局Excelで作成したグラフをパワーポイントへ張り付けるなど旧来の業務がなくならず、BIシステム導入効果を享受できていない。
<施策(狙い)>
- 既存BIシステムは、全社で利用する定型レポートシステム(Enterprise BI)である為、流動的な要件に耐えられないことから、個別要件をクイックに満たすセルフサービス型BIを併用する。
- 経営分析の幅を広げる為、Enterprise BIに含まれてない外部データ等はRPAを使って自動取得できるようにした。例:競合会社との比較(ベンチマーク分析)
JFESIの提案
- セルフサービスBIで利便性の高いTableauを提案。
- 外部データ(オープンデータ、POSデータ、オルタナティブデータ)の入手については、RPA(Robotic Process Automation)を使って自動化を実現。
- 更に、既存BIシステムのOLAPとTableauをライブリンクできるコネクターを提供。
システムイメージ

ポイント
- ダッシュボードはウォーターホール開発では限界があるため、アジャイル開発方式に切り替えた
- 部門の状況等により毎度要望が変化するため、事前に業務テーマ別にグラフ(レポート)を"部品化"した(部品化:Tableauではワークブックと言う)
- 各部門のニーズに応じて上記部品を組み替えてプロタイプレポートを提供し、要件を確認した。
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