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SAP BI定着化

ExcelレポーティングからSAP BIへ転換、現場定着の取り組み

業界:流通
企業規模:売上高 1,000億以上5,000億

統合性、速報性、網羅性の高いデータを使用し業務効率化をはじめ経営判断の迅速化を実現するBI(Business intelligence:情報分析)システム。
しかしながら、新たな情報分析ツールの利用は現場にとって敷居が高く、習熟度にバラつきが生じやすい。
本ページでは、現場と経営層のギャップを埋め、どのような方法で定着化させたのか詳しくご紹介します。

導入背景

<課題>
  • BIシステムを導入したが、利活用が進まない。
  • 現場社員が既存の表計算ソフト(Excel)を使用した業務スタイルから離れない。
<施策(狙い)>
  • レポート作成代行や標準レポート配信といった分析の専門部隊を編制。
  • 既存の非効率なレポーティング業務のカイゼン(提案)。

JFESIの提案

  • 各部門の点在しているレポーティング担当者を集約し専門のチームを編成。
  • 該当レポートについて現場へヒアリングし、その結果からレポートおよび運用をカイゼンした。
  • SAP BIの監査DBからレポートの利用ログを解析し、シナリオ通りに使用されていないレポートの洗い出しを行った。

失敗するBI導入

BI・DWHを導入したが必要なレポートがタイムリーに提供されないため、現場はBIシステムからとれるデータに加え、個人管理しているデータをマージし、マネージャや経営陣向けのレポート作成に謀殺される。

失敗するBI導入

成功するBI導入

BI・DWHを導入しただけではなく、現場のレポーティングをフォローする専用部隊を設置(協力会社等)。
定期的に現場とミーティングし、Excelの切り張りをさせない方法を提案しながら運用改善(レポート改修やDWH改修、脱Excel化)を行い、現場から経営陣までのレポートをタイムリー且つ正誤性のとれたものにする。

成功するBI導入

ポイント

  • 業務システム自体を変更
  • 「分析専門部隊」にレポートティング業務を統括
  • 監査DBによる利用状況の分析、検証

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