JFE|JFEシステムズ株式会社
使い方
ホーム サイトマップ お問い合わせ 採用情報
商品・サービス 実績・技術情報 セミナー情報 企業情報 IR情報 プレスリリース
実績・技術情報
ホーム 実績・技術情報 小松ライト製作所 様
実績紹介
原価管理システム「J-CCOREs」
小松ライト 様
小松ライト製作所 管理本部 業務改革担当部長 渋谷史朗様、情報システム課 泊直様、株式会社アインシュタイン設計社 代表 遠藤勇人様

株式会社小松ライト製作所(以下、小松ライト)は、独自の
精密金型技術を軸とし、精密プラスチック金型や精密プレス
金型の設計製作を元に精密部品を製造するメーカーである。

小型機器間の配線をつなぐ『小型精密コネクター』や、電気器具が故障して過大電流が流れた際に発熱や火災事故を防ぐ『ミニブレーカー』、高熱に耐える事ができる『耐熱プラスチックレンズ』など、精密金型技術と研究開発活動(R&D)に裏打ちされた高い精度の製品を数多く市場に提供している。

独自の技術力を有する小松ライトはなぜ、原価管理システムJ-CCOREs(ジェー・シー・コアーズ)を選択し導入したのか。今回の取り組みの内容について管理本部 業務改革担当部長 渋谷史朗様(写真左)、情報システム課 泊直様(写真中)、生産管理システムの導入を手掛けられた株式会社アインシュタイン設計社 代表 遠藤勇人様(写真右)に詳しくお話を伺った。

もくじ 
  1. 小松ライトの概要・事業の特長
  2. 取り組みの背景 〜原価管理システムを導入する背景〜
  3. 小松ライトが原価管理パッケージ「J-CCOREs」を選択した理由
  4. 小松ライトの「J-CCOREs」にみる活用面
  5. 小松ライトが「J-CCOREs」に期待したもの
  6. 今回の取り組みで最も苦労した点
  7. 小松ライトの今後の抱負、JFEシステムズ、アインシュタイン設計社への期待

小松ライトの概要・事業の特長

# まずはじめに、小松ライトの概要と事業の特長をお聞かせください。

当社は、創業が1964年(昭和39年)、今期が45期目となります。「精密金型技術」と「精密成形技術」を事業の柱に据え成長を遂げてまいりました。

なかでも「金型生産技術」は「モノづくり」における競争力の高さを示す技術であると考え、精密金型の設計と製造を通じて、他社ではマネのできないような難易度の高い精密プラスチック部品の金型を自社内で設計・製造できる点が当社の強みです。

また、「精密プラスチック部品」「高性能耐熱プラスチックレンズ」「電子精密部品」「光学部品」など、金型から製品の生産(プレス/成形/組立)までを一貫して製造できる設備と体制を整え、顧客ニーズに合致した差別化製品を市場に安定して供給できることが事業の特長であり、携帯電話、ビデオカメラ、ゲーム機等、さまざまな機器で小松ライトの製品が採用されています。

取り組みの背景 〜原価管理システムを導入する背景〜

# 原価管理ソリューション「J-CCOREs」を導入することになった背景をお聞かせください。

これまでの小松ライトは、「生産力の向上や技術力水準の向上こそが企業価値を高める一番の方法である」との考えに基づき企業活動に取り組んでまいりました。

現在もこの考え方の本質部分に変化はありませんが、小松ライトが「次の成長ステージ」を視野に入れた場合、従来通り「生産面」だけに特化した経営方針を貫き通すには無理がでてきました。

そこで、必要な製品を必要なタイミングで(必要な量を)過不足なく安定的(かつ迅速)に市場に提供するための「管理面」を「生産面」同様に強化する必要性が高まり、その方策の一つとして、原価管理パッケージ(J-CCOREs)を導入することになりました。

小松ライトが原価管理パッケージ「J-CCOREs」を選択した理由

# ではなぜ、小松ライトは、JFEシステムズ(J-CCOREs)を選択されたのでしょうか?

今回の製品選定に際しましては、当時、原価計算制度の構築及びシステム構築を支援してくれていたコンサルタントから頂いた提案がキッカケでした。

従来の製品選定であれば、製品の事前機能比較やフィット&ギャップ分析などの検証期間に数週間程度の時間がかかるケースもあるのですが、製造業に詳しい管理会計の専門家(公認会計士)のコンサルタントからの薦めもあり、異例のペースで選定から導入事前評価のデモまでこぎつけることができました。

コンサルタントからの提案内容としましては、「J-CCOREs」が今後の小松ライトの原価管理を支える上で必要十分な機能を過不足なく備えた製品であると説明を受けました。

選定前の基礎検討に際しては、JFEシステムズ社と事前に何度かやり取りがあったようですが、我々の手元に導入製品(J-CCOREs)の情報が届いた時には、あとは導入決定の可否判断を下すだけの状態でした。

これにより、ほぼ即決で意志決定を下すことができました。実際に選定にかかった期間は、JFEシステムズ社に声がけをしたのが2007年10月頃で、導入を決定したのが同年12月上旬でしたので、実際2か月を要さず導入検討を終えることができました。

小松ライトの「J-CCOREs」にみる活用面


# 小松ライトでは、J-CCOREsをどのように活用しているのでしょうか。

原価管理システムそのものがカットオーバーしてから日も浅いこともあり、現在は原価諸元の実績値を蓄積し始めたという状況です。そのため、まだ原価管理システムからのアウトプットを100%事業に活用できる状況にはありません。

最低でも一期分程度のデータが蓄積されれば、通期で前年度比の目標値と実績値の比較(差異分析)が可能になると期待しています。

小松ライトの場合、商品サイクルが短期間であるものも多く、標準原価と言うものを作りその差額を管理する従来の原価管理方法を取ることは運用上大変難しいことです。

今回J-CCOREsの実際原価計算を導入しましたが、J-CCOREsは、ころがし原価計算を実装しているため、実際に使用した部材や経費をJ-CCOREsにインターフェースするだけで各製品の原価を正確に知ることが出来るようになったのは大きな進歩でした。

最近はこうした(不景気な)業況感ですので、取引先からの値引き要求もそれなりに増えてきています。そうした中、J-CCOREsを導入したことで「製品原価」や「利益率」「歩留差異(加重平均単価)」を即座に把握できるようになり、値引き要求に対しても"そもそも応じることができるのかどうか"を採算面から正確に判断できるようになりました。

これまでは、資材を調達する担当者が電卓を叩いて計算するなど属人的に把握していた部分でもありましたので、誰でも正確に同等の判断材料を得られるようになったことは、担当者による「判断のブレ」がなくなりますから、結果的に事業の精度が高まったと実感しています。

小松ライトが「J-CCOREs」に期待したもの

# このほかで、J-CCOREsの活用に期待されている点などはありますか?

活用に期待するという質問から少しズレるかもしれませんが、これまで現場の先端で生産に携わってきた我々が、現在では「原価」や「利益率」に関する議論を交わしていること自体、導入前(昨年)と比較して信じられない変化だと感じています。

また、我々も勉強しながら試行錯誤を重ねている最中ではありますが、小松ライトが原価管理パッケージに要求したものは、「原価の構成要素を把握すること」だけではなく、製造工程にフィードバックすることのできる指標を導き出すことです。

小松ライトでは、各月で生産する製品ミックスが大きく異なります。製品ミックスが異なると固定費の配賦など、生産に直接関わる費用以外の経費等により同じ製品でも原価が異なって見えることになります。工場の生産性を製造原価として評価する上では、このような影響を排除し、生産性の評価に着目した製造原価を捕らえたいと考えています。

J-CCOREsは、高速に原価計算ができますので、月単位で実際原価計算を行った生産性の諸元を使い、各製品を一定数量生産した場合の原価計算をシミュレーションし、それにより各月の生産性の違いによる製品原価を捕らえることで工程のパフォーマンスを評価していきたいと思っています。

今後、本当の意味で現場活用ができる「小松ライト独自の判断指標」として利用することを期待しています。

今回の取り組みで最も苦労した点

# 今回の取り組みを振り返り、最も苦労したと感じる点は何でしょうか?

当時の小松ライトでは、大小様々なプロジェクトの検討が並行して進んでいました。いまも話題にあがった「原価管理システム」の導入検討もその一つですが、これと並行して「生産管理システム」への改修検討を進めていた過程で問題が発生しました。

# 発生した問題とは、一体何でしょうか?

生産管理システムの改修を担当する業者から、「原価管理システムへの適合作業にかかる期間は最短でも一年以上、費用に関しては膨大で見積もることができない」という回答がきたことです。

原価管理システムは、生産管理システムからのデータをインプットとすることで成立する部分も多いため、既存システムに対して改修ができないとなると、これらの計画が全て狂ってしまうことになります。そこで急遽、既存の「生産管理システムの改修」から「刷新」に方針を転換し「新・生産管理システム」を導入することになりました。

しかし、原価管理システムの導入は既に決定しており、それに間に合わせる格好で生産管理システムを刷新しなければならず、尚かつスケジュールも極めてタイト、極めつけは事業の要である基幹システム(生産管理システム)を開発するとなると、どこのシステム開発業者もリスクを嫌い、なかなか取り合ってくれませんでした。

そうした中にあって、現行の生産管理システムを導入する前に利用していた旧システムを拾い挙げWindowsへコンバートさせ、機能を大幅に改造することで実現できる。という提案を頂いたのがアインシュタイン設計社でした。

生産管理システムの刷新を手掛けた、アインシュタイン設計社に聞く取り組みでの苦労話


詳細は割愛しますが、実際の製造開発フェーズは過酷のひと言につきました。

どうひいき目にみても、旧基幹システムをWindowsにコンバートするだけでも相当数の不具合が発生しますし、それに加え改造に次ぐ改造ですから当社に限らず、管理側である小松ライト様側にも相当の負担があったと思います。

しかし、その甲斐あってか、3月上旬にご依頼を頂き、7月に小規模の工場へ仮実装を開始、暫定的にではありますが9月には(生産管理)データを原価管理システム側に渡せるようになりましたから、実質3か月弱で(小松ライトの)生産管理システムを全て入れ替えたことになります。

実際のプレ運用は10月に開始。文字通り「トライ&エラー」を繰り返しながら、問題点を改修して、アウトプットを原価管理システム側に連携できるようになり、12月には実運用までこぎつけることができるようになりました。

本プロジェクトにおいて、原価管理システム(J-CCOREs)は常に安定したパフォーマンスを発揮してくれたと感じています。

と言いますのも、生産管理システムを作り込む過程で様々なアウトプットを原価管理側に引き渡しますから、生産管理システムが前工程の位置付けとなるわけです。

ですから、データ連携試験などで原価管理システム側にエラーが発生した場合、その原因箇所が生産管理側か原価管理側かを切りわける必要があります。しかしJ-CCOREsは、不具合の原因追及・問題特定も素早く実施できるため、原因箇所に素早く辿りつくことができました。

これはあくまで結果論ですが、今回の連携試験における障害に関しては、原価管理システムが「チェック機能」の役割を果たしてくれたほどのパフォーマンスがあったことで、試験フェーズにおいて非常に助かりました。

小松ライトの今後の抱負、JFEシステムズ、アインシュタイン設計社への期待

# 小松ライトの今後の抱負をお聞かせください。

今後の抱負としましては、ようやく生産管理と原価管理が機能的に連携されたという状態ですので、まずは生産管理システムとの連動を強化することで実績値を着実に積み上げ、小松ライトの生産現場に「生きた指標」として活用し、更には経営的な判断の精度を高めていきたいと考えています。

# では最後にJFEシステムズ、アインシュタイン設計社に対するご評価・ご期待などがあればお聞かせください。

今後の期待としましては、アインシュタイン設計社には、折角オーダーメイドのシステムを構築していただきましたので、今後とも二人三脚で合理化を進めていきたいと考えています。

JFEシステムズに対してですが、パッケージそのものの品質には十分に満足しています。

この手の製品を導入したとき、導入したシステムが悪いのか、既存システムが悪いのかが分からず「泥沼」になることも少なくありません。J-CCOREsでは、原因追及や問題の発生箇所を素早く追跡できる点などもパッケージとして良くできていると感じています。

それに加え「サポート」では、どんな時間に質問を投げても、わかりやすく丁寧な解説資料を付けてくれるなど期待以上の回答には、とても感謝しています。

今後とも原価管理システムの専門家として、小松ライトの事業基盤強化に多方面でご支援をいただきたいと考えています。

本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。

お問い合わせ・資料請求

資料請求・デモンストレーション等、お気軽にご相談下さい。

Webからのお問い合わせ
この製品に関するお問い合わせ
電話でのお問い合わせ
03-5637-2181

受付時間9時〜17時30分
※土曜・日曜・祝日、
当社指定の休業日を除く

              
サイトでの個人情報の取り扱いについて サイトご利用にあたって Copyrights
このサイトに記載されている社名・商品名は各社の商標または登録商標です。商品内容や構成については、予告なく変更する場合があります。