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電子帳票システム「FiBridge II」
株式会社大丸情報センター
小林浩一 統括マネジャー(左)、杉本 晃 主任(右)
大丸情報センター システム運用管理部
小林浩一 統括マネジャー(左)
杉本 晃 主任(右) 
「FiBridgeIIはトラブルがほとんどないので、我々にとっては『おもりのしやすい』システムです。」
事業概要
 大丸グループの情報システム業務、事務処理業務を担当する。
2002年2月に「プライバシーマーク」を取得するなど個人情報保護にも積極的な取り組みを見せている。
目次  経営企画部の視点

情報システム部の視点から見たFiBridgeIIについて、大丸情報センターシステム運用管理部の小林様と杉本様に、お話を伺いました。大丸情報センターは、大丸グループの情報システム業務や事務処理業務を行っている会社です。
導入背景/導入ポイント 導入後の効果と今後について
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導入背景
大丸情報センターが電子帳票に取り組んだ理由
#大丸情報センターが電子帳票に取り組むようになった理由はどのようなところにあったのでしょうか?
 第一部の方で、大丸本社の経営企画室から話がありましたとおり、大丸グループとして、販売管理費の削減というテーマが焦眉の急となっており、この命題には、大丸グループの情報業務を総合担当している弊社としても、真剣に取り組む必要がありました。電子帳票の導入以前は、大丸全体で、1ヶ月に約120万ページもの帳票が印刷されていましたが、これはいくつかの点で宜しくないことに思えました。

#具体的にはどのような点なのでしょうか。
 列挙して言いますと、コスト削減、地球環境問題への対応、情報鮮度の向上、セキュリティ向上の4点で懸念がありました。まずコストに関して言えば、1ヶ月に約120万ページもの帳票が印刷されている状況は、印刷代、紙代などのコストのみならず、搬送コスト、人的コストあらゆる面で、ムダがあり、これは宜しくありませんでした。

#確かに…
 また、コストという企業単位、利益本位の考え方を離れたとしても、多くの帳票を印刷している現況は、地球上の紙資源の限界を考えた場合、決して望ましいことではありません。いや、京都議定書などの国際条約が発行した現況を考えれば、社会的責任ある企業として率先して改善していかなければならない課題といえます。このようなエコロジー対応の意味を考えても、帳票の電子化は意味のあることだったと思います。

#3点目の「情報鮮度」というのは具体的にどういうポイントなのでしょうか。
 大所高所で言えば、情報共有のスピードを向上させることでグループ全体のお客様対応能力を強化するという目的がありました。かつての紙ベース帳票の時代には、全国の大丸各店の売上げが全国、全社員に伝わるまでにどうしても1日の時間差が発生していました。この時間差を解消すること、つまり「情報鮮度を向上させること」が重要な課題であり、電子帳票の導入により、解決するべき点でした。

#最後のセキュリティ改善というのはどういうポイントでしょうか?
 紙ベースの帳票と違い、電子ベースの情報にはアカウント管理という形で参照権限を付与することができます。どの情報を誰にどのレベルまで見せてよいかを、中央で集中管理することが可能になります。このような管理体制の確立も、大丸グループ全体として果たさなければならない点でした。

FiBridgeIIを選んだ3つのポイント
#数ある電子帳票システムの中から「FiBridgeII」をお選びいただいたポイントは何だったのでしょうか?
 FiBridgeIIを選んだ理由は3つあります。一つは、“大手企業で多くの導入実績があり、安定稼働していたこと”。もう一つは、“セキュリティ機能、操作性が優れていること”。最後は、“費用面でもリーズナブルであったこと”。この3つがポイントになりました。ですが、最初の段階では他社製品にしようかという流れもありました。

仕分けツールとの接続実績を考えて、いったんは他社製品を検討。しかし…
#なぜそういう流れがあったのでしょうか?
 レガシーツールとの相性が問題になったのです。これまで帳票については、センターでホストから出力して、それを全国の大丸各店、各部署に搬送するという体制をとっていました。そうなると印刷の際に、発送先の店ごと部署ごとの仕分けが必要になります。この仕分けの部分で、あるツールを使っていたのですが、このツールとの接続実績ということになると、正直言ってFiBridgeIIではない製品の方が優れていたのです。

#そのようなハンデがあったにも関わらず、最終的に「FiBridgeII」をお選びいただいたのはなぜでしょうか?
 新しいツールの選択基準に“今、使っているレガシーのツールとの相性”を持ってくることが本当に適切なのか、原点に立ち返って考え直したのです。紙の帳票は、なくなりはしないでしょうが、どんどん減っていくでしょう。ということは仕分けツールの重要性も少なくなっていきます。そう考えた場合、仕分けツールとの相性を選定基準にするのは、大丸の将来にとって良くないことに思えました。そこで最初に述べた3つのポイントに立ち返り、やはりFiBridgeIIで行こうということになったのです。

大丸における「FiBridgeII」活用例
大丸における「FiBridgeII」活用例

導入後の効果安定性と運用のしやすさへの評価
#導入にあたり心配事はありませんでしたか?
 当社で使っているホストとも既に接続実績があったので、特に心配はありませんでした。実際、スケジュールどおりにスムーズに導入できました。

#導入後のご感想はいかがですか?
 期待通りの効果を上げてくれています。システムダウンとかソフトのハングとかそういう事が起きないのは、さすがに導入実績が豊富なだけのことはあると感心しています。

#運用面ではどうですか?
 UNIXの基礎知識があれば問題なく運用できます。情報システム部門としては“おもりのしやすいシステム”です。またJFEシステムズのサポートも良いので、システム運用については特に悩むところはありません。

今後の展開『見る帳票』と『作業する帳票』…今後のFiBridgeIIへの期待
#エンドユーザである大丸の経営企画部としては、「どの帳票を、どこまで、誰にまで公開していいのか、その線引きが難しい」という感想をお持ちでした。大丸情報センターとしてはどう思われますか?
 その線引きは、我々としても悩ましいところです。現在は「機密度がシビアな帳票は、そういう物が存在することすら、一般社員には伝えない」といったポリシーで運用しています。どのような方針になろうとも即応できるよう、システム上の準備、ダンドリだけは整えておくようにしています。

#「FiBridgeII」への今後の要望はございますか。
 帳票には、売上げ報告などの「見る帳票」と、未入金チェックなどの「作業するための帳票」の二通りがあると思います。将来的な要望としては、この「作業のための帳票」に作業支援機能がつくと嬉しいところです。消し込みや付けあわせなどが帳票上でできてしまえれば好都合ですね。

#大丸グループでの今後の電子帳票の展望などあればお知らせください。
 大丸情報センターでは、冒頭に述べましたとおり、「コスト削減」、「情報鮮度の向上」という企業価値向上の側面、そして紙帳票の印刷量削減という「エコロジー対応の側面」、さらに情報閲覧権限の策定という「情報漏洩防止の管理」。これら4つの視点を念頭に、グループ全体の情報処理の最適化に貢献したいと考えております。この目的を達成するためにもJFEシステムズには優れた技術とサービスを継続提供していただく事が不可欠です。皆様の一層のご協力に期待いたします。

#承りました。貴重なお話をありがとうございました。


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