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管理上手 【特集】次世代製造業のための経営手法「生産管理」と
「IT投資」のツボ
5.生産管理パッケージ導入のメリットとデメリット

【特集】次世代製造業のための経営手法「生産管理」と「IT投資」のツボ
JFEシステムズ株式会社
理事 開発本部
シニアコンサルタント
塩飽尚文氏
塩飽尚文氏
>>職歴

 自社の実績を的確に把握し、お客様にまで情報を提示することは、企業が果たすべき責任であると同時に、製造業の競争力の根幹である"創造性"を磨くことにもつながります。信頼と創造性に富む、次世代製造業のために必要なソリューションを考えてみましょう。

5.生産管理パッケージ導入のメリットとデメリット
 実績を把握するためにIT化は欠かせません。大手の多くの企業には、すでにMRPパッケージやERPなどのいろいろなシステムが導入されているでしょう。パッケージはあらかじめ業務プロセスが定まっているため、導入しやすく、フィット&ギャップがしやすいといった利点があります。
 しかし、業務分野毎に複数のパッケージを導入し、システム環境がパッケージごとにバラバラだと、一貫性のある実績の把握が困難、タイムラグが生じる、インタフェースがうまく取れず再入力が必要といった不都合を覚悟しなければなりません。そうかといって、製造業のすべてのプロセスを1つのパッケージで置き換えることはできません。なぜなら、前述したとおり、生産管理は製造業の競争力や創造性に関わる分野のため、パッケージのように「あらかじめ決まったプロセスに合わせる」ことがまず不可能だからです。
 またパッケージの場合、必要な機能がなく、不要機能が運用の邪魔をするといったミスマッチも起こりやすい上、結局カスタマイズも発生します。パッケージを導入するのは「いずれ捨てる」というカタストロフィックなリスクを覚悟することになるでしょう。こうした事態を防ぐため、自社の特性に合わせ、柔軟なITシステムを組むことを考えましょう。
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INDEX
1.企業は市場から信頼を勝ち取る時代へ
2.生産管理で「信頼される優良企業」に
3.生産工程には“その会社の強み”がある
4.製造業のビジネス構造のキホン
5.生産管理パッケージ導入のメリットとデメリット
6.変化に柔軟に対応するITとは?
7.成功するITプロジェクト、3つのポイント
8.失敗しないIT投資のために
▼生産管理システム構築のご相談はこちらから
 ・生産管理システム 「管理上手」
 ・原価管理システム「J-CCOREs」

職歴
塩飽尚文(しわく なおふみ)
 大阪大学情報工学修士課程修了後,川崎製鉄(現JFEスチール)システム部門に勤務し,システム構築技術体系整備,生産管理プロジェクト,関係会社の生産管理システム構築に多数従事。鉄鋼連盟および通産省の未来システム構築技術研究にも従事。JFEシステムズ葛Z術開発部長を経て,オブジェクト指向技術をベースに「管理上手」を構築。現在,国内外企業のEA(Enterprise Architecture)コンサルティングに多数従事。
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