株主の皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申しあげます。
当社の第21期中間期(平成15年4月1日から平成15年9月30日)事業報告書をお届けするにあたり、ご挨拶申しあげます。
情報サービス業界を取り巻く環境は、企業の情報システム投資の選別が強まる中厳しい状況にありますが、当社グループはこのような環境の変化を脅威として感じるのではなく、常にopportunity(機会)として捉え、チャレンジする姿勢で企業価値の向上に取り組んでまいります。
中長期的に見れば、企業の情報化は今後拡大していくと予想しております。もはやコンピュータシステムは企業のビジネスモデルの原型をなすものであり、単なる省力化の手段の域を超えて、価値創造を担うツールに位置付けられていると考えるからです。顧客企業の決算を見る限り、景気回復の兆しも見えてきており、それに少し遅れたタイミングでIT投資も回復することが予想されます。当社グループも顧客の動向を注視し、情報システム需要を確実に捉えて、業績向上につなげていきたいと考えています。そのためには、常に顧客指向のサービス姿勢を持つことが不可欠であり、単にシステムを作り、納めるのではなく、ソリューションという付加価値を提案できなければなりません。すなわち、多様なニーズや状況を分析し、顧客のメリットを具現化する「構想力」を持つことが重要であると考えています。当社は本年創立20周年を迎えております。長年にわたり鉄鋼業の大規模かつ複雑なシステムを手がけてきた中で、他に負けない技術力・ノウハウを身に付けていると自負しておりますが、今後はそれらに加えて「構想力」に磨きをかけていきたいと考えています。
具体的な活動としては、本年4月に策定した中期計画の柱である「マーケティングの強化による販売の拡大」と「オブジェクト指向技術の適用拡大を中心としたシステム開発コストの削減」に取り組んでおり、後記の「経営成績」にもありますように、課題への対処も順調に進んでおります。今後も経営環境の変化や市場ニーズをふまえた見直しを加えながら、より効果的な対策を実行していく所存であります。
株主の皆様におかれましては、今後ともより一層のご理解とご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。
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