平成15年4月1日、旧川崎製鉄梶i以下、川鉄)と旧日本鋼管梶i以下、NKK)の統合システムはトラブルなく稼動しました。
 基本設計までは川鉄とNKKが共同で行い、開発は当社とNKKの関連会社である潟Gクサがそれぞれの分担を決めて別々に行いました。システムテストは2段階に分け、まず当社、エクサそれぞれの会社で検証を行い、その後ドッキングして両社全体としてのシステムテストを実施しました。
 川鉄とNKKの間には、システムだけではなく、管理項目や決裁の仕組みなど業務の進め方においても多数の違いがありました。例えば、品種などのコード体系が異なっているため、統合後に問題なく共通で運用するためには新たに管理用のデータベースを構築する必要がありました。また、両社にはそれぞれ長年運用してきたシステムがあり自社システムへの愛着も強いことから、なかなか開発の仕様が決まらず当初予定より短い期間での開発を迫られる局面もありました。
 これら数々の課題を解決しながらもトラブルなくシステム統合ができたことは当社の大きな誇りです。
 今後も、平成16年4月予定の経営管理系(経理、資材等)システムリフレッシュ、平成17年4月予定の販売〜生産〜物流の一貫運営、一元化など、JFEスチールの新統合システム構築を計画通りに推進するとともに、JFEグループの情報武装化の中核企業として積極的な提案を継続していきたいと考えています。

  今後の対応システム  
 
 人事、特許管理を除き、基本的に両社システム併存形式とし、業務の一体性、対外一体性、一部統合効果、マネジメント支援の観点から対応を行いました。
 今回の対応システムは、大きく分けて、「販生流系」「経営管理系」「基盤系(インフラ)」の3種類があります。

■販生流系
 販生流とは、販売・生産・物流を意味し、鉄鋼事業における顧客、商社、営業、製鉄所、流通基地間のオーダや製品の物流などに関するシステムです。

■経営管理系
 人事・労政、経理・財務、資材・原料、知的財産、総務などのシステムです。

■基盤系
 ホストやネットワーク、オープン系など、情報インフラに関するシステム環境が対象です。本社および全国の支店や支社で統一化を図りました。

 


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